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新）「悠さんは記憶が無いから星海坊主の事知らないんですね。星海坊主って言ったら銀河に名をとどろかすエーリアンバスターですよ。化け物を狩るため銀河中を駆け巡っているさすらいの掃除屋です」


悠）「へー。そうなんだ。なんかカッコイイね」


銀）「あー。ハイハイ。聞いた事あるわ。薄らいの掃除屋ね。つか、悠。俺以外の男にカッコイイはいっちゃ駄目。これ約束」


星）「オイ。薄らいの掃除屋ってなんだ。ただの駄目なおっさんじゃねーか。お譲ちゃん。薄ら禿をカッコイイって言ってくれてありがとう」


神）「悠にカッコイイ言われて興奮する気持ちも分かるけど落ち着くネ、ウスラー」


神楽ちゃんは星海坊主さんの事をさりげなくウスラーと呼ぶ。


それ完璧に銀さんが言った『薄らいの掃除屋』から取ったよね。


まァ、星海坊主さんが神楽ちゃんがそんな事言っても怒らないのはきっと神楽ちゃんの事が大好きだからなのかな。


いいな。お父さん。
あたしも記憶を無くす前お父さんやお母さんと一緒に暮らしていたのかな？


弟とか妹とか兄弟はいたのかな？


あたしは目の前の神楽ちゃん達を見て切なくなる。


神）「ウスラー。今から万事屋の仲間紹介するネ。こっちの駄目なメガネは新八アル」


新）「駄目ってなに？」


神）「こっちの駄目なモジャモジャが銀ちゃんアル」


銀）「だから駄目ってなに？」


神）「そしてこの可愛くて面倒見が良さそうなのは悠ネ」


悠）「可愛くも無いし面倒見もよくないけど・・・。初めまして。悠です。いつも神楽ちゃんにはお世話になってます」


銀）「おい、悠。なんで俺たちがコイツに面倒見てもらってるみたいな感じになってるの？違うからね？俺たちが面倒みてるんだからね？」


銀さんは星海坊主さんに必死に訂正する。


星）「フン。なにかよからぬ事を考えてたんじゃねーの。夜兎の力を悪用しようとする奴は巷にゃ溢れかえってるからな」


星海坊主さんはかけてるメガネをく言っと上げてあたし達を怪しげに見る。