テキストサイズ

銀魂

第24章 娘の彼氏は取り敢えず殴っとけ

〜銀時 side〜


朝、新八と悠が万事屋に出て行ってから長谷川さんから依頼があり俺は仕事をしていた。


最初悠も連れて行こうとして少し待ってもらったが一向に帰ってこないため諦めて置き手紙だけして長谷川さんと一緒に出てきた。


ったく。
悠どこに行きあがったんだ。


あのこ以外にフラフラどっか行くから心配なんだけも…



そんなことを思いながら俺は仕事する。


因みに仕事の依頼は最近映画館で上映された『エイリアンVSヤクザ』の宣伝だった。


俺はヤクザの格好をし、悠の代わりに連れてきた定春にエイリアンの格好をさせ適当に劇をやっていた。


銀)「エイリアン?しらねーな。お菓子屋みたいな名前しやがって。栄利庵(えいりあん)か?あん?いっとくけどよォー。地球はてめーらなんかに渡さねーから‼︎地球はわしらヤクザのもんじゃーい‼︎」


定)「ワン」


銀)「なんだとう。お前こんな事を…あの、アレ…ひどいぞー。お前、アレだぞ。こんな事したらあの…」


俺は言葉が浮びあがらず適当に定春に殴りかかる。


そして、長谷川さんがナレーションを入れる。



が…


長)「誰がくるかァァァァァァァ!!こんな呼び込みで!!何このグダグダ感!!だからちゃんと打ち合わせしとけっていったじゃん!!ダメだぞォーってなんだ。駄目なのは君たちだから!!って、いつまで一時停止してんだよ!!どーでもいい所だけ真面目だな!!」


長谷川さんが俺にツッコミをしてると店の中からお掃除のおばさんが出てきた。


お)「ちょっと、ちょっと。長谷川さん。社長さんが呼んでるわよ」


長)「えっ・・・ヤベ。結果ださねーと即首っていってたから」


お)「呼び込みなんてやっても無駄だよ」


長)「え、なんで・・・」


お)「なんでって・・・ほら、あれ」


おばさんはテレを指さす。


そこにはエイリアンに襲われているターミナルが映し出されていた。


あれ、あのエイリアン昨日のやつじゃね?


なんでターミナルにそんな物が・・・


俺がそんな事を考えてるとテレビにある少女が写し出された。





その少女とは神楽だった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ