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星）「クク。面白ェ。面白ェな、お前。神楽が気にいるのも分かる気がする。だが腕一本で何ができるよ？」


銀）「アンタも一本だろ」


悠）「イヤイヤ。２人とも一本じゃありませんよ。え？なんでかって？それは・・・あたしの腕合わせたら２人とも２本になるでしょう！！」


あたしはそう言いながら木刀を構える。


星）「ふッ。言うじゃねーか譲ちゃん」


銀）「んじゃ、いっちょ行きますか！！」


あたし達は一斉にエイリアンに襲いかかる。


銀）「胸糞わりぃが神楽助けるまでは協力してやるよ。お父さん！！」


星）「そーかい！！そいつァ、ありがとよ！！」


ドオンッ！！


星海坊主さんが傘でエイリアンのある部分を打つと中からかなりグロテスクな物が出てきた。


悠）「なんですか、あれ」


星）「あれは核だ」


悠）「核・・・」


星）「寄生型エイリアンの中枢・・・こんなデカイもん見るのは初めてだ。ターミナルのエネルギー過度に吸収して肥大化し船底を破っちまったようだ。あれを止めればこいつらを止め・・・！」


星海坊主さんがあたし達に説明している途中、何かに気がついたようで目を見開いた。


そして・・・






星）「神楽ァァァァ！！」


と叫んだ。


神楽ちゃん！？


あたしは星海坊主さんが見ている所に目をやる。


そこには先ほどエイリアンに呑まれていた神楽ちゃんの姿があった。


神楽ちゃんは完全に気を失い核に吸収されかけている。


あたし達はすぐさま乗っかているエイリアンから飛び降り核の上に立つ。


その間にも神楽ちゃんはどんどん核に吸収され、最終的には全て吸収されてしまった。


銀）「おい！！どういうことだコレ！！呑まれちまったぞ！！」


星）「や、やばい！！野郎、神楽を取り込みあがった。このままじゃこいつをしとめる事はできねー。こいつられば神楽は死ぬ・・・」


悠）「そ、そんな！！じゃぁどうしたら・・・」


あたしは星海坊主さんに尋ねる。


その時、空を飛んでいる船からダンディなおじさんの声が聞こえてきた。