銀魂
第25章 ミルクは人肌の温度で
どうしよう。
囲まれてしまった。
僕もなんとか剣術は習って出来るっちゃ出来るが、こんな人数倒せるわけない。
まして、あの仁蔵という男は僕なんかが敵う相手ではない。
ここは…
新)「神楽ちゃん」
に頼るしかない。
かなり頼りないが…。
僕はチラッと神楽ちゃんを見る。
神楽ちゃんは手にお盆とコーヒーを乗せ突っ立っていた。
神)「ご主人様〜コーヒーの方、砂糖とミルクどちらでお召し上がりやがりますか?…やっぱコーヒーは砂糖でゴゼーマスよな‼︎」
ドォォォォォン‼︎
神楽ちゃんはそう言うと手に持っていた砂糖の形をした煙幕を床に叩きつける。
その間に僕と長谷川さんは女の人を柱から外し窓を突き破り、屋根に飛び飛び乗って隠れる。
が…
ガシャァァァン‼︎
スグに仁蔵にばれてしまい絶望的になった。
〜新八 side end〜
浪)「おのれェ!!どこへ行った!!お前はあっちを探せ!!」
慌ただしく浪士達が道を歩いて行く。
ザッザッザっザ!!
桂)「オイ、行ったぞ・・・・・・行ったと言っている。・・・行ったと言ってるだろうがァァァァァァ!!」
銀)「んなこと、隠れられるかァァァァァ!!」
銀さんは家の物陰に隠れながら、ミカンの缶に叫んでいる桂さんにツッコミを入れる。
アレからあたし達はまた浪士達に追いかけられ、たまたま和尚さんの格好をした桂さんに会い、かくまってもらった。
桂)「あっ。結局そっちに隠れたんだ」
銀)「結局もクソもはなからそんな所に隠れられるわけねーだろ。バカかお前。バカだろう」
桂)「バカじゃない、桂だ。にしても銀時、アレはおそらく攘夷浪士だ。廃刀令のご時世に堂々と帯刀する物など幕府に与する者、それにあだなす者他あるまい。それに、貴様連中が橋田屋を口にしていたと言ってたな」
銀)「ああ。知っているのか?」
桂)「実はな・・・」
桂さんは被っていた笠を外し話始めた。
囲まれてしまった。
僕もなんとか剣術は習って出来るっちゃ出来るが、こんな人数倒せるわけない。
まして、あの仁蔵という男は僕なんかが敵う相手ではない。
ここは…
新)「神楽ちゃん」
に頼るしかない。
かなり頼りないが…。
僕はチラッと神楽ちゃんを見る。
神楽ちゃんは手にお盆とコーヒーを乗せ突っ立っていた。
神)「ご主人様〜コーヒーの方、砂糖とミルクどちらでお召し上がりやがりますか?…やっぱコーヒーは砂糖でゴゼーマスよな‼︎」
ドォォォォォン‼︎
神楽ちゃんはそう言うと手に持っていた砂糖の形をした煙幕を床に叩きつける。
その間に僕と長谷川さんは女の人を柱から外し窓を突き破り、屋根に飛び飛び乗って隠れる。
が…
ガシャァァァン‼︎
スグに仁蔵にばれてしまい絶望的になった。
〜新八 side end〜
浪)「おのれェ!!どこへ行った!!お前はあっちを探せ!!」
慌ただしく浪士達が道を歩いて行く。
ザッザッザっザ!!
桂)「オイ、行ったぞ・・・・・・行ったと言っている。・・・行ったと言ってるだろうがァァァァァァ!!」
銀)「んなこと、隠れられるかァァァァァ!!」
銀さんは家の物陰に隠れながら、ミカンの缶に叫んでいる桂さんにツッコミを入れる。
アレからあたし達はまた浪士達に追いかけられ、たまたま和尚さんの格好をした桂さんに会い、かくまってもらった。
桂)「あっ。結局そっちに隠れたんだ」
銀)「結局もクソもはなからそんな所に隠れられるわけねーだろ。バカかお前。バカだろう」
桂)「バカじゃない、桂だ。にしても銀時、アレはおそらく攘夷浪士だ。廃刀令のご時世に堂々と帯刀する物など幕府に与する者、それにあだなす者他あるまい。それに、貴様連中が橋田屋を口にしていたと言ってたな」
銀)「ああ。知っているのか?」
桂)「実はな・・・」
桂さんは被っていた笠を外し話始めた。