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銀魂

第26章 一寸の虫にも五分の魂。

銀・新・神)『(怒)』


ドゴォ!!


三人は沖田さんに一発蹴りをくらわせる。


神)「お前こんな所で何やってるアルかぁぁ!!」


沖)「見たらわかるだろィ」


銀)「わかんねーよ。お前がバカだと言う事以外わかんねーよ」


沖)「ちょ、ごめん起こして。コレ1人じゃ起き上がれないんでさァ」


沖田さんは起き上がりたそうに腕を動かす。


それと同時にカブトムシの足も動いて正直気持ち悪かったが、どうにか我慢して起こしてあげた。


沖)「フー。全く、仲間のふりして奴らに接触する作戦が台無しだ」


悠)「それ作戦だったんですか?」


土)「オイ。なんの騒ぎだ」


森の奥の方から土方さんや近藤さんが出てきた。


土)「ん」


近)「あっ!!お前らこんな所で何やってんだ!!」


新)「なにやってんだって・・・全身蜂蜜まみれの人に言う資格あると思ってるんですか?」


近)「これは職務質問だ。ちゃんと答えなさい」


銀)「職務ってお前どんな職務についたら蜂蜜まみれになるんですか」


土)「お前に説明するいわれはねー」


近)「カブトムシだ」


土)「言っちゃったよ。なんかもっとこう・・・」


土方さんはあたし達に言いたくなかったのか、近藤さんにが言ってしまった事にガクンとする。


悠)「カブトムシィィィ!?警察が昼間から何てことしてるんですか!?」


銀)「そうだ~そうだ~。俺達一般市民から絞り取っておいてバカンスですか?馬鹿んすですか?」


近)「こいつは立派な仕事だ。とにかく邪魔だからこの森から出て行け」


近藤さんがそう言うと神楽ちゃんが怒ったように突っかかる。


神)「ふざけるな!!私だって幻の大カブトを取りにここまで来たネ!!定春28号の仇を討つためにな!!」


沖)「何言ってやがんでェ。お前の糞転がしは、アレ、相撲見て興奮したお前が勝手に握り潰したんだろーが」


神)「誰が興奮させたか考えてみろ!!誰が一番悪いか考えて見ろ!!」


銀)「お前だろ」


銀さんはパシンと神楽ちゃんの頭を叩いた。


つか、神楽ちゃんが言ってたカブトムシって言ってたのに違うじゃん!!


糞転がしだったじゃん!!

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