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銀魂

第5章 第一印象がいい奴にロクな奴はいない

お登勢)「にしてもバカだねぇアンタも。家賃もロクに払えない身分の癖にこんな娘預かって。言っておくけど家賃はまけねぇよ」


銀)「俺だって好きで置いてるわけじゃねぇよあんな胃拡張娘」


ガシャン


銀さんにガラスのコップが投げつけられた。


どうやら銀さんの言葉を聞いていた神楽ちゃんがなげたようだ。


神)「なんか言ったアルか?」


悠・新・登)『言ってません』


神)「そうアルか」


神楽ちゃんはそう言って私から視線をそらす。


銀)「いだだだだ…」


悠)「もう。銀さんがあんな事を言うからですよ」


銀)「いや、だって本当のことだし…」


?)「アノ、大丈夫デスカ?」


言い合いをしてる私と銀さんの元に猫耳をつけた女の人が冷たいタオルを差し出してきた。


?)「コレデ頭冷ヤストイイデスヨ」


銀)「あら?初めて見る顔だな。新入り?」


?)「ハイ。今週カラ働カセテイタダイテマス。キャサリン言います」


お登勢)「キャサリンも出稼ぎで地球に来たクチでねェ。実家に仕送りするために頑張ってんだ」


悠)「へぇ〜そうなんですか」


実家に仕送りかぁ。
キャサリンさん凄いなぁ。


悠)「キャサリンさん、私悠って言います。よろしくお願いします‼︎」


キ)「コチラコソ宜しくデス」


悠)「はい‼︎」


キ)「…アナタ笑顔カワイイデスネ」


悠)「あはは。キャサリンさんはお世辞も上手いですね」


銀・新・神)『(いや、お世辞じゃねーから)』


悠)「キャサリンさんはどこの星から来たんですか?」


キ)「私ワ…」


ガラガラ。


「すんませーん」


キャサリンさんが言いかけた時スナックに男の人が入ってきた。


「あのこーゆもんなんだけどさちょっと捜査に協力してもらえない?」


男の人は懐から警察手帳を出して私達に見せる。


警察か。
そんな人達がなんでこんな所に?
人探しでもしてるのかな?


お登勢)「なんかあったんですか?」


お登勢さんはタバコを消しながら言う。

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