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銀魂

第27章 備えあれば憂いなし(紅桜編)

志士4)「なんにせよこんまま黙ってるわけにはいかん!!エリザベスさん、高杉の所へ乗り込みましょう!!」


志士3)「桂さんの仇を!!高杉の首を取りに!!」


志士たちは桂さんがやられって我慢が効かないのだろう。


それぞれ互いに大きな声を出しながら立ち上がる。


この志士さん達の気持ちよく分かる。


あたしだって銀さんと桂さんやられて我慢が効かないし、このまま黙ってる訳にはいかないから銀さんに黙ってここまで着た。


だからあたしも行かなければ。
神楽ちゃんが残してくれた地図の場所へ!!


悠)「新八君、行こう!!」


新)「はい!!」


あたし達は志士たちがあーだこううだ言っている間に拠点を後にし、地図の場所へ急いだ。


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地図の場所は港で大きな船が止まっている場所だった。


あそこが神楽ちゃんが書いた地図の場所か。


きっとこの中に神楽ちゃんもいるはず。


新)「それにしてもあの船にどうやって忍び込みますか?浪人がうろうろしているし、怖そうな人ばっかり・・・」


悠)「そうだね。どうしよ・・・新八君、なにアレ」


あたしは浪人がウロチョロしている道に1人の人を指差す。


新)「え、なんですか・・えぇ!?なんか変なのいるぅぅぅぅ!!」


そう、とても変なのが居たのだ。


その変なのと言うのは、桂さんの格好をしたエリザベスさん。


あれ、さっきまで桂さん達の拠点地にいたよね?


ここに来るの早くない?
早くない?


エリザベスさんは怖そうな浪士が居る中、颯爽と歩いて行く。


悠)「新八君。エリザベスさん、あたし達が行きたい船の所に向かって行くよ」


新)「ホントですか!?じゃぁ、ついて行ってみましょう!!」


悠)「そうだね!!」


あたし達は物陰に隠れながらエリザベスさんについて行く。


エリザベスさんは船の前に着くと堂々と監視達の前へと歩いて行く。

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