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銀魂

第27章 備えあれば憂いなし(紅桜編)

新)「悠さん!!」


ガシッ!!


そんなあたしの手を掴んだ新八君。


しかし新八君に2人を持ちあげる力などあるはずもなく、ズルズルと落ちて行く。


新)「フギギ・・・」


悠)「新八君・・・」


だか、そんな時に救世主が現れた。


グイッ!!


悠・新)『!!エ、エリザベス!!/さん!』


そう、あのエリザベスさんだ。


新)「こんな所まで来てくれたんだね!!」


悠)「ありがとうございます。エリザベスさん!!」


グイグイとエリザベスさんはあたし達を持ちあげてくれる。


ほっ!!
助かった。


よかったエリザベスさんが着てくれて。
エリザベスさんが来ていなかったらあたし達はどうなっていたか・・・


あたしはエリザベスに笑みを浮かべながら立ち上がる。


だが、立ち上がった瞬間笑みを崩し、目を見開いた。


なぜなら、エリザべスさんの後ろに見覚えのある顔が見えたから。


とてつもない殺気を漂わせている男の人・・・


この人、あの『鎖国解禁二十周年』のお祭りの時に銀さん襲って人だ!!


悠)「エリザベスさん!!後!!」


あたしはエリザベスさんに危険を知らせるが既に遅く・・・



ズパンッ!!


エリザベスさんはその男に真っ二つに切られてしまった。


あたし達は唖然とした顔をする。


新)「エリザベスゥゥゥゥゥ!!」


悠)「エリザベスさん!!」


高杉)「オイオイ。いつの間に仮装パーティ会場になったんだここは。ガキが来て良い所じゃねーよ」


悠)「くっ!!よくもエリザベスさんを!!」


あたしは真剣を鞘から抜き男の人を睨みつける。


すると、切られたはずのエリザベスさんが喋り出した。


エ?)「ガキじゃない」


悠・新・神)『!!』


高)「!!(この匂い・・・)」


ザンッ!!


ズシャァァァ!!


男は誰かに切り付けられ倒れる。


その、切りつけた相手とは・・・


桂)「桂だ」


髪の毛がとても短くなった桂さんだった。

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