テキストサイズ

銀魂

第27章 備えあれば憂いなし(紅桜編)

この男の人があの『高杉晋助』なの!?


どおりで殺気がすごい訳だ・・・


また子)「晋助様ァァァァ!!大丈夫ッスか!?晋助様!!」


先ほどの派手な格好をした女の子が高杉を揺さぶると、高杉は喉を鳴らし、笑いながらゆっくり起き上がった。


高)「仲間ねェ。まだそう思っていてくれていたとは。ありがた迷惑な話だ」


あれ?
高杉、桂さんにバッサリ斬られてたよね?
なのになんでそんなにピンピンしているの?


あたしは、桂さんが高杉に傷を付けた鳩尾を見る。


するとそこには、高杉の来ている着流しからひょっこり見えている物が・・・


桂さんもそれに気がついたらしく目を細めた。


桂)「まだそんな物を持っていたのか。お互いバカらしい」


桂さんは袖に腕を入れてあるもを取りだす。


それは切れてボロボロになった書物だった。


高)「クク。お前もそいつのおかげで紅桜から護られた訳かい。思い出は大切にするもんだねェ」


桂)「いや。お前の無能な部下のおかげさ。よほど興奮していたらしい。ロクに確認もせずに髪だけ狩りとって去って行ったわ。大した人斬りだ」


高)「逃げ回るだけではなく、しんだフリまでうまくなったらしい。で?わざわざ復習に来た訳かィ?奴を差し向けたのは俺だと?」


桂)「あれが貴様の差し金だろうが、奴の独断だろうが関係ない。
だが、お前のやろうとしている事を黙って見逃すワケにもいくまい・・・貴様の野望。悪いが、海とともに消えてもらう」


桂さんが喋り終わった瞬間、船の工場の部分がすごい音を立てて爆発した。


どうやら、桂さんが爆弾を仕掛けたようだ。


また子)「なッ!!」


浪1)「工場がァァァ!!紅桜が保管してある工場がァァァ!!」


また子)「桂ァァァァ!!貴様ァァ!!」


浪2)「貴様工場に何てことを!!生きてかえれると思うなよ!!」


浪士達はあたし達の周りに刀を抜きながら走ってくる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ