銀魂
第27章 備えあれば憂いなし(紅桜編)
桂)「高杉・・・俺とて何度この国を更地に変えてやろうかと思ったかしれぬ。だがアイツがそれに耐えている・・・銀時(やつ)が・・・一番この世界を憎んでいるハズの銀時(やつ)が耐えているというのに、俺達に何ができる。俺はもう国は壊せん。壊すには・・・大事なものができすぎた」
桂は目をつぶり今まで出会ってきた仲間達を思い浮かべる。
桂)「今のお前は抜いた刃を鞘に納める機を失い、ただいたずらに破壊を楽しむ獣にしか見えん。この国を壊したいのなら壊せばいい。だが江戸に住む人々ごと破壊しかねん。貴様のやり方は黙って見てられぬ。他に方法があるはずだ。犠牲を出さずともこの国を変える方法があるはずだ。犠牲を出さずともこの国を変える方法が。松陽先生もきっとそれを望んで・・・!!」
桂は途中で言葉を飲んだ。
なぜなら背後から殺気を感じたからだ。
桂は後ろを振り返る。
そこには2人の天人が・・・
天1)「ホントに桂だ。桂がいるぞ」
天2)「黙ってろ。こいつは俺の獲物だ」
桂)「なッ、天人!?どういうことだ!!高杉!!」
高)「ヅラ、聞いたぜ。お前さん銀時とあの春雨相手にやらかしたらしーじゃねーか。俺ァね、奴らと手を組んで後楯を得られねーか苦心してたんだ」
桂)「高杉ィィ!!」
桂は高杉を睨みつける。
高)「オイオイ、そんなに怒るなよ。いい事教えてやるからよ」
桂)「いい事・・・?」
高)「あぁ。俺が春雨のトップに会った時面白い事を聞いてな。少し前、ある実験台が居なくなったそうだ。その実験台は見た目は人だが巨大な力を持っており、それは1人で国を滅ぼすほどの力だ。その実験台の名は悠・・・銀時と一緒にいる女だ」
桂)「なッ!!」
桂は驚きのあまり目を見開く。
桂)「(悠が春雨の実験台だと!?あんな小さく、華麗な女子が?)」
高)「あの女、初めて見た時不思議な感じがしたがまさか国一つ滅ぼす力を持っているとはな。興味が沸いちまったよ」
桂)「高杉!!貴様悠に何するつもりだ!!」
桂は強い口調で高杉に問う。
すると高杉は二ヤリと笑う。
桂は目をつぶり今まで出会ってきた仲間達を思い浮かべる。
桂)「今のお前は抜いた刃を鞘に納める機を失い、ただいたずらに破壊を楽しむ獣にしか見えん。この国を壊したいのなら壊せばいい。だが江戸に住む人々ごと破壊しかねん。貴様のやり方は黙って見てられぬ。他に方法があるはずだ。犠牲を出さずともこの国を変える方法があるはずだ。犠牲を出さずともこの国を変える方法が。松陽先生もきっとそれを望んで・・・!!」
桂は途中で言葉を飲んだ。
なぜなら背後から殺気を感じたからだ。
桂は後ろを振り返る。
そこには2人の天人が・・・
天1)「ホントに桂だ。桂がいるぞ」
天2)「黙ってろ。こいつは俺の獲物だ」
桂)「なッ、天人!?どういうことだ!!高杉!!」
高)「ヅラ、聞いたぜ。お前さん銀時とあの春雨相手にやらかしたらしーじゃねーか。俺ァね、奴らと手を組んで後楯を得られねーか苦心してたんだ」
桂)「高杉ィィ!!」
桂は高杉を睨みつける。
高)「オイオイ、そんなに怒るなよ。いい事教えてやるからよ」
桂)「いい事・・・?」
高)「あぁ。俺が春雨のトップに会った時面白い事を聞いてな。少し前、ある実験台が居なくなったそうだ。その実験台は見た目は人だが巨大な力を持っており、それは1人で国を滅ぼすほどの力だ。その実験台の名は悠・・・銀時と一緒にいる女だ」
桂)「なッ!!」
桂は驚きのあまり目を見開く。
桂)「(悠が春雨の実験台だと!?あんな小さく、華麗な女子が?)」
高)「あの女、初めて見た時不思議な感じがしたがまさか国一つ滅ぼす力を持っているとはな。興味が沸いちまったよ」
桂)「高杉!!貴様悠に何するつもりだ!!」
桂は強い口調で高杉に問う。
すると高杉は二ヤリと笑う。