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銀魂

第28章 なにがあっても自分は自分

銀)「悠ちゃん、本気で言ってる?」


悠)「はい、本気です‼︎なんだか今、一時も銀さんと離れたく無いんです‼︎だから一緒に寝ましょう‼︎」


あたしは自分の部屋に戻り布団に潜り込む。


悠)「銀さーん。早く寝ましょうよ」


銀)「…あぁ、わかったよ」


銀さんは少し呆れ顔で言うとあたしの隣に入ってきた。


悠)「それじゃぁおやすみなさい」


銀)「おやすみ」


あたし達はそう言って抱きしめ合いながら寝たのだった。


銀)「(だぁぁぁぁぁぁ‼︎何この不意打ち‼︎いきなり一緒に寝ようって‼︎悠、俺の事何も考えてねェだろ‼︎頑張れ俺の理性‼︎耐えろ俺‼︎)」


次の日あたしは銀さんが何かと葛藤しているのも知らずに心地よく眠り朝を迎えた。






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~銀時 side~


紅桜の一件から一ヶ月がすぎ怪我も治り普通の生活をしていた。


そんなある日俺はヅラに呼ばれたファミレスに来ていた。


銀)「で、話ってなんだ?またエリザベス探せとかだったら俺怒るからな」


俺は少し前にきたイチゴパフェを食べながらヅラに問う。


桂)「イヤ、今回は大丈夫だ。エリザベスはちゃんといる」


銀)「そ、じゃぁ早くその話とやらをしてくれよ。俺早く帰って読み残してるジャンプ見たいの」


桂)「そうか、ならばさっさと話そう。実はな悠の事なのなのだが・・・」


俺はピクッとパフェを食べていると手を止める。
俺はゆっくりとヅラを見た。


銀)「悠の事・・・?」


桂)「あぁ・・・実はな貴様が仁蔵とやり合っている時な高杉と話したのだ。その時何故か奴が悠の事を話していた」


銀)「なんだってアイツが悠の事・・・」


桂)「お前も知っている通り高杉は春雨と手を組んだ。そのさい、奴が春雨のトップと話をしたそうだ」


銀)「それで?」


俺は少しイライラした口調でヅラに問う。

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