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銀魂

第29章 僕が僕であるために

ラジオの情報によると先ほどの集団は『天狗党』という攘夷浪士で
異菩寺に立てこもっているそうだ。


そしてお通ちゃんを含め少女達の解放の要求は真選組に逮捕された攘夷志士たしの解放と真選組の解散だそうだ。


もしこの二つの要求が通らなければ人質を全て殺すと言っている。






異菩寺に着くとモニターを見た時よりも多くの報道人が集まっていた。


報道人達はパトカーに気がつくとすぐさま寄ってくる。


銀)「よし、新八、神楽行くぞ」


新・神)『おうッ!!』


三人はそい意気込むとすぐさま誠ちゃんの姿になりパトカーを出て行く。


悠)「ちょ、銀さん!?」


誠)「やっちゃったな~おい・・・やっちゃったよ~まさか逮捕されちゃうとは思わないものな~」


誠ちゃんがそんな事を言いながらパトカーを出ると、報道人は不思議そうな顔をして誠ちゃんに質問をぶつける。


報道人)「あっ!!あなたは誰ですか!?真選組とはどのような関係で!?


誠)「不当逮捕以外の何ものでもないものな~」


報道人)「不当逮捕!?真選組にですか!?なにがあったか詳しくお聞きかせ願いませんか!?」


誠)「取り調べって言うより拷問だっもんな~」


土)「話をややこしくするんじゃねェェェ!!」


大きな間違いを言った誠ちゃんを土方さんはパトカーを降りながら蹴り飛ばす。


土)「いい加減にしろよテメーら!!もとはと言えばテメーらが出て来なきゃこんな事態には!!」


報道人)「見ましたか今のを!!まるでチンピラです!!」


近)「トシィィィィ!!やめてェェェ!!これ以上評判が落ちたらもう俺達は・・・」


土)「ちっ」


土方さんは舌打ちをすると異菩寺に目を向ける。


そこにはあたし達を嘲笑うかの様に見下している天狗党のリーダーが・・・
その横にはお通ちゃんの姿も見える。


通)「みんなァ!!」


天狗)「クク。来たか真選組!!解散の手続きは済ませてきたんだろうな!?」


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