テキストサイズ

銀魂

第30章 雪ではしゃぐのは子供だけ

長)「待て待て‼︎あれは芸術的な意味でさ。ホラ、美術の教科書とかでも丸裸出して出てくんじゃん」


銀)「猥褻物陳列罪以外何者でもねーよ」


新)「アンタらだってさっき猥褻物作ってたでしょーが‼︎」


銀)「くそがァァ‼︎こんなもの作って悠に嫌な思いさせやがってェェ‼︎」


神)「オラァァァァァァァァァァ‼︎」


銀さんと神楽ちゃんは素早く雪玉
を作り雪像の男性器の部分に投げつけていく。


すると、パキンと音を立てて男性器はどっかヘすっ飛んで行った。


長)「あぁぁぁぁぁ!!俺のマダオ(まるでダンディーなおいなりさん)がァァァ折れたァァァ!!」


その折れた男性器はドスっと音を立てて何かに刺さる。
その刺さった物とは・・・


















いかにもやばい雰囲気をかもしだした男の人達の雪像だった。


「おんどりゃァァァ!!人の作品に何汚ねーもん刺しとんじゃぁぁぁ!!」


男の人達は怖い顔をさらに怖くしながらあたし達に迫ってくる。


長)「わァァァ!!来たぞオイ!!なんとかしろよオイ!!」


銀)「分かった。ほれ」


銀さんはそう言うと長谷川さんの雪像の足を蹴飛ばした。
すると、足は折れ怖い男の人達の方へ倒れて行くのだった。


長谷川さんご愁傷さまです・・・





あたし達は長谷川さんの雪像の場所から去るとまた自分達の領地へと戻り、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲を作るのに取りかかった。


新)「ちょっと、2人とも。さっきのワザとでしょ。長谷川さんかわいそうでしたよ」


悠)「そうですよ。長谷川さんがすごいの作ったからってそんな妬んじゃダメですよ」


銀)「別に妬んでねーし。俺と神楽は悠があんなマダオ(まるでダンディーなお稲荷さん)見るのイヤそうだったから葬ってやっただけだし。な、神楽?」


神)「そうアル。あたし達は悠のためにやったアル。だからあたし達が怒られる理由が分からないヨ」


2人はホントにそう思っているのか、詫びを入れるような言葉は一つも無い。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ