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銀魂

第30章 雪ではしゃぐのは子供だけ

桂さんの所から戻ってくると2人はネオ・・・(以下省略)の制作に真剣に取り組み始めた。


そして数十分後、できたと言う声が聞こえ雪像を見てみると先ほどとは打って変わったネオ・・・(以下攻略)が。


なんか偉いさっきとは大違いなんですけど。
なんか羽と滑り台ついてるんですけど。


つか、この二つって長谷川さんと桂さんのから取った物だよね?


悠)「・・・新八君。アレが出来上がった事に対して喜んだほうがいいのかな?」


新)「喜ばなくて良いと思います」


悠)「だよね・・・」


あたしと新八君が呆れ顔で2人を見ているとそこへさっちゃんさんがやって来た。


さ)「アラ、銀さん来てたの、奇遇ね。言っておくけど知らなかったから。別に、追いかけて来たとかじゃなくてたまたま」


新)「誰も聞いてませんよ」


悠)「そうですよ。それにその言い方的に完璧についてきましたよね」


さ)「アラ?ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃない。完成度たけーなオイ」


新)「もう原型ねーのになんでわかるんだよ‼︎」


さ)「惑星ツェザーンとキャシャーンの星間戦争においてツェザーン側を勝利に導いたメソッド砲とは裏腹にずっと倉庫に入られっぱなしだった哀しき兵器よ」


悠)「ちょーどうでもいいですよ‼︎そして無駄に長い‼︎」


新)「……つか、ひょっとしてさっちゃんさんもなんか作ってるんですか?」


さ)「いや、別に大したものは…」


さっちゃんさんは少し顔を赤くしながらブツブツいう。


さっちゃんさん銀さん作ってそう。
つか、絶対銀さん作ってるって。


だってあそこに銀さんの雪像あるモン。


悠)「さっちゃんさん、絶対あれさっちゃんさんが作ったものですよね?あれ、銀さんですよね?」


あたさは銀さんの雪像を指差す。


さ)「何言ってるの悠さん。アレは銀さんじゃないわ。集英社並びに作者とは一切関係ない代物よ。あなた、銀さんの事好きなのにそんな事も分からないの?」


悠)「むっ‼︎そ、そんな事わかりますし‼︎そんな雪像より銀さんの方がかっこいいですもん‼︎」


あたしはふんっと鼻を鳴らしてさっちゃんさんを見る。

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