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銀魂

第6章 ジジイ担ってもあだ名で呼び合える友達を作れ

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私達は今デカイ屋敷の前にいる。


銀)「ここであってんだよな」


悠)「はい。住所的に間違ってなさそうです」


新)「大使館…これ戌威族の大使館ですよ」


神)「戌威族ってなにアルか?」


新)「戌威族は地球に最初にきた天人だよ」


銀)「そうそう。江戸城に大砲ぶち込んで無理矢理開国しちまったおっかねー奴らだよ。嫌なとこ来ちゃったなオイ」


悠)「そうなんですか…。でも大丈夫ですよ。ササッと届け物を届けてササッと帰れば」


私はそう言いながら大使館の門の前に立つ。


すると「オイ」」と誰かに呼ばれた。


私は後ろを振り返る。


そこには私達を食べると言わんばかりの顔をしたデッカい犬がいた。


「こんな所で何やってんだテメーら。食われてーのか、あぁ?」


ぬ、ぬぉぉぉぉぉぉ‼︎
とんでもない化け物いるよ‼︎
全然可愛くない犬いるよ‼︎


あ、やっべ。
帰りたい。


で、でもここで帰ったらあの男の人がクビなっちゃう。
頑張らなければ‼︎


悠)「あ、あのぉ…こ神)「チッチッチ。おいでワンちゃん。酢昆布あげるヨ」


神楽ちゃんは犬をあやす様に戌威族にしゃべりかける。


神楽ちゃんんんんんんん‼︎
何してんの⁉︎
それ犬だけどそこらへんにいる可愛い犬じゃないから‼︎
とんでもない犬だから‼︎
下手なことしたらパクって食べられちゃうから‼︎


私は急いで神楽ちゃんと戌威族の間に入る。


悠)「神楽ちゃん何してるの‼︎すみません‼︎すみません‼︎私達はただ届け物をしに来ただけなんです」


私は戌威族に届け物を差し出す。


「届け物が来るなんて話聞いてねーな。最近はただでさえ爆弾テロ警戒して厳戒体制なんだ。帰れ」


銀)「ドッグフードかもしんねーぞ。もらっとけって」


銀さんは私から届け物取り戌威族の手元まで持っていく。


「そんなもん食うか」


だが戌威族はそれをパシッと弾く。


弾かれた届け物は高く空を舞門を通り大使館の中に落ちた。


そして…


















ドカァァァァン‼︎


爆発した。

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