テキストサイズ

銀魂

第31章 どこの母ちゃんも大体同じ

?)「なァに言ってんの!!そんなカリカリな身体して!!ご飯は最低でも中盛りは食べなさい!!」


悠)「す、すみません・・・」


?)「全く!!はいよ」


ドンッとあたしの前にいつもより多めのご飯が入ったお茶碗が置かれる。


こんなにご飯食べれるかな?
食べられなかったら神楽ちゃんに食べてもらおう。


あたしはそう思いながらご飯に手をつける。
その時、リビングの引き戸が開いた。


新)「おはようございます。アレ、良い匂い・・・」


新八君が万事屋にやって来たのだ。


?)「アラ、おはよう」


新)「わっ!!お、おはようございます」


?)「なにやってんの。早くご飯食べなさい」


新)「いや、僕もうご飯食べて来たんで」


?)「何言ってんのあんた。そんな眼鏡かけてェェ!!しかっり食べないから目が悪くなるんだよ!!」


新)「いや、メガネ関係ないでしょ」


?)「口答えするんじゃないの!!アンタはもう!!人の上げ足ばかり取ってェェェェ!!」


おばさんはそうい言うと新八君の前にもご飯を置き、立ちあがって今度はリビングの入口に置いてあったゴミを持った。


?)「残さず食べるんだよ。ゴミ捨ててくるから」


バタン。


おばさんは万事屋から出て行く。


新)「銀さん」


銀)「あ?」


新)「誰ですか。アレ」


銀)「あれだろ。母ちゃんだろ」


悠)「え、銀さんのお母さんなんですか?挨拶するの忘れちゃった・・・」


銀)「いやいや。俺家族いねーから。新八のだろ。スイマセンね。なんか」


新)「僕の母さんは僕が物心着く前に無くなりました。神楽ちゃんでしょ?」


神)「私のマミーもっと別嬪アル。それに今は星になったヨ」


悠)「え、誰のお母さんじゃないって事はもしかしてあたしの・・・銀・新・神)『それはない』・・・みんなして否定しなくても」


あたし達がご飯を食べながら喋っていると、バンッとリビングの引き戸が開きおばさんが顔を出した。


?)「物を食べながら喋るんじゃないの!!」


新)「スンマセン」


?)「ちゃんと噛むんだよ!!20回噛んでから呑みこみな!!」


おばさんはそう言うとまたリビングを出て行った。


全)『・・・・・・1、2、3、4、・・・』


ストーリーメニュー

TOPTOPへ