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銀魂

第31章 どこの母ちゃんも大体同じ

お母さんと堂本はそんな事で今まで言い争ってたの?
柿ピーって・・・
柿ピーにそんな討論する事でもあるの!?


あるなら教えてほしいよ・・・


銀)「悠、なにしてんだ。早く行くぞ」


悠)「あ、はい」


あたしは銀さんと神楽ちゃんの間に挟まれながら歩く。


銀)「はーい。おそくなり、すみませーん。今お持ちしまーす」


新)「今宵ホストクラブ高天原へようこそいらっしゃいました。当クラブトップ3のホスト1人、シンです」


銀)「ギンです。ジャストドゥーイット」


神)「グラだぜ、フー」


新)「そして、こちらが新人ホストの・・・」


悠)「ユウでーす!!宜しくお願いいたします」


あたし達は自分の名前を言って、適当にポーズを取る。


それを見ていた狂死郎さんは顔を青くしていた。


堂)「度胸あるやないか。ホンマはキレーな姉ちゃんはべらしたいトコなんやけどな・・・オイ、新人。お前が一番女っぽくてキレーな顔しとるから、ワシの隣に来い」


堂本はポンポンと隣の席を叩く。


悠)「招致しました。それでは失礼しますね」


あたしは一例をして、堂本の隣に座る。


銀)「では、俺はこちらのお客様の方へと失礼させていただきます」


銀さんはお母さんの方へと座る。
すると、お母さんは隣に座ったホステスが銀さんだと気がついたようだ。


母)「アレ、銀さ・・・」


ドゴッ!!


神楽ちゃんが、お母さんが銀さんと呼ぶ前に鳩尾にストレートをかました。


お母さんは「グェフ!!」と声を出しながら気絶する。


神)「アレ?お客さん?アララ~もう潰れちゃったぜ、フ~」


堂)「イヤ、おばはんまだ呑んでおらんで」


銀)「オイ、シン。ババ・・・お客様をあちらに寝かしてジャストドゥーイット」


新)「オッケィ。わが命に代えても」


堂)「なんや。ウザいんやけえど」


悠)「まァ、まァ。お客さんそんなに怒らないでください。あ、なにお飲みしますか?」


堂)「焼酎水割り7;3で」



悠)「招致しました」


あたしは机の上に置いてある焼酎のボトルらしき物に手をかけ、焼酎を作る。

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