
銀魂
第31章 どこの母ちゃんも大体同じ
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〜Free side〜
一方その頃高天原では狂死郎がいつものように女性を相手にしながら仕事をしていた。
そんな時、八郎が狂死郎の座っている席にある物を渡しにきた。
それは弁当箱に入ったカボチャの煮物だった。
「…何これ。…煮物?」
「ちょっとォ。あたし達こんなの頼んでないんですけど」
女性達が八郎の持ってきたカボチャの煮物に文句を言っている時、狂死郎は弁当箱に挟んである手紙を見つけた。
狂死郎は手紙を取る。
その手紙には『八郎へ 母より』と書いてあった。
狂死郎は紙を広げて中に書いてある文を読む。
『八郎へ
まず一つ。アンタ、まだ箸の使い方がなってませんね。
直しなさいって言ったでしょう。母さんスゴく気になりました。
あと、物を食べる時クチャクチャ音を立てない。
母さんスゴくイライラしました。
最後に…
細かい事はよくわからないけど母さん、アンタが元気でやってくれればそれでいいです。
たとえどんなんなったって
アンタは私の自慢の息子です』
狂)「…………」
狂死郎は手紙を読み終わると箸をすぐさま持ちカボチャの煮物を泣きながら大量に口の中へ放り込んだ。
そして…
「か…母ちゃん…」
と誰にも聞こえない声で呟いたのだった。
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〜Free side〜
一方その頃高天原では狂死郎がいつものように女性を相手にしながら仕事をしていた。
そんな時、八郎が狂死郎の座っている席にある物を渡しにきた。
それは弁当箱に入ったカボチャの煮物だった。
「…何これ。…煮物?」
「ちょっとォ。あたし達こんなの頼んでないんですけど」
女性達が八郎の持ってきたカボチャの煮物に文句を言っている時、狂死郎は弁当箱に挟んである手紙を見つけた。
狂死郎は手紙を取る。
その手紙には『八郎へ 母より』と書いてあった。
狂死郎は紙を広げて中に書いてある文を読む。
『八郎へ
まず一つ。アンタ、まだ箸の使い方がなってませんね。
直しなさいって言ったでしょう。母さんスゴく気になりました。
あと、物を食べる時クチャクチャ音を立てない。
母さんスゴくイライラしました。
最後に…
細かい事はよくわからないけど母さん、アンタが元気でやってくれればそれでいいです。
たとえどんなんなったって
アンタは私の自慢の息子です』
狂)「…………」
狂死郎は手紙を読み終わると箸をすぐさま持ちカボチャの煮物を泣きながら大量に口の中へ放り込んだ。
そして…
「か…母ちゃん…」
と誰にも聞こえない声で呟いたのだった。
