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銀魂

第32章 家族も恋人も大切だよね

しまった。
まだストーカーはいたんだ!!


出てこないからてっきりもういないかと思ってたけど気配を消して物陰に隠れていたんだ。


悠)「ムグムグ!!」


あたしは逃げようと暴れる。
するとなぜかだんだん眠くなってきた。


なんか眠くなってきた・・・
この布に薬か何かが仕込まれてるんだ。


あぁ、ヤバイ。
もうダメ…


あたしはそこで意識を飛ばした。


_____
_________



~銀時side~



悠がスナックを出て行って数分後。
俺は新八にあることを訪ねた。


銀)「なぁ、新八ィ。最近悠の様子が変だと思わないか?」


新)「悠さんがですか?」


銀)「あぁ。なんかヨソヨソしいっていうか、隠し事をしてるっつうか・・・」


新)「そうですか?僕は別にそうは思いませんけど・・・」


銀)「そうか・・・」


俺はグイッと酒を飲む。


新八にはなんも変わりがなく見えてるそうだが俺にはわかる。
最近どうもあいつは何かにおびえているようだ。


俺が万事屋にいるときは自分から俺によって来るようになったり、俺が出かけるときは何時に帰ってくるかやら早く帰って来て欲しいというようになった。


最初は、最近俺単独の依頼が入りあまり万事屋に入れないので悠が寂しがってるのかと思った。


しかし、すぐに違うとわかった。
なぜなら俺が帰って出迎えをしてくれるとき、少しばかり目に涙をためていたり何かにおびえていたりするからである。


ったく。
あいつはなにを俺に隠してんだ?
そんなに俺に言えないことなのか?


そんな事を考えているとスナックの扉がガラガラと開いた。


神)「フーさっぱりしたアル」


神楽が風呂からあがってきたのだ。


お登勢)「ちょっと、ちょっと。そんなに乱暴に開けないでおくれ。店が壊れちまうだろ」


神)「大丈夫アル。ちゃんと手加減してるヨ」


お登勢)「ホントかねェ」


神)「それより悠はどうしたアルか?」


新)「悠さんなら神楽ちゃんがお風呂に入っている間に金沢さんの家に届け物をしにでかけたよ」


神)「じゃぁ、悠が帰ってくるまでご飯食べるの待つアルよ」


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