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銀魂

第34章 襟足の長さと子供の憎たらしさは比例する

銀)「出るかな?いや、自分を信じろ」


そう自分に言い聞かせズボンのチャックを開ける。


銀)「よっしゃ!!行くぜ!!」


自分の物を持ち火に向かって構えといきなり背後からブシュゥゥゥゥゥ!!と音を立てて泡のようなもの降りかかってきた。


何事かとおもい後ろを振り向くとそこには少しガタイのいい女が1人立っていた。


?)「とうとう尻尾つかんだぜ、連続放火魔さんよ~この『め組』の辰巳に見つかったからにはてめー生きては返さな・・・」


女が喋っている間に構えていた俺は無意識の間に小便を出してしまう。


ジャァァァァァ。


銀)「あの~あんまりジロジロ見ないでくれない?」


辰)「・・・うわぁぁぁぁ!!」


銀)「うおォォォォォォ!!」


ガコン!!


辰巳は持っていた消火器を持ち上げ俺に振りおりしたのだった。


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それから俺は辰巳に縄で縛られめ組の屋敷と連れてこられてた。


銀)「だァ~から、それはお前、俺の聖水でだな火を消そうとしてたんだよ。何回言ったらわかんの?」


辰)「ウソつくんじゃねェ。この変態放火魔が!!汚ねーモン見せあがって。トラウマ決定だよ。チクショー!!」


銀)「乗り越えてこい!!人はトラウマを乗り越えて強くなる!!」


辰)「トラウマ生み出した奴に言われてくねーよ!!」


グイッ!!


辰巳は俺の襟首を持ち上げ怒鳴る。


辰)「テメー女だからってなめてたらいてまうぞコラァ!!こちとら火消しになった時から性別なんざティッシュにくるんですてたんだコノヤロー!!」


銀)「だったらオメー股間の一つや二つ見たって問題ねーだろうが!!ティッシュにくるんで捨ててくれや!!俺だって見られて少し恥ずかしーんだからな!!」


辰)「そっちの話じゃねェ!!放火の話だ!!」


銀)「だからやってねーって言ってんだろ!!」


?)「なんだ、なんだうるせーな」


俺と辰巳が言い争っているとめ組の屋敷の奥からゾロゾロと男たちが出てきた。


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