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銀魂

第35章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜1〜

新)「貴様ァァァ‼︎嫁入り前の前の姉上に何してんだァァァ‼︎」


悠)「ちょ、新八君‼︎落ち着いて‼︎」


あたしは新八君を止めるが新八君は相当怒っているようで男の人を離そうとしない。
そんな新八君の腕を男の人は掴み静かに話し出す。


?)「新八君か。相も変わらず姉離れができていないらしい。いい加減君も…強くなったらどうだ」


男の人はそう言いながら新八君の足首に蹴りを入れ背負い投げをした。


悠)「新八君‼︎ちょっと、あなた何するの?」


あたしは新八君の側に行き男の人を睨む。


?)「別れの時だ。君がそんな事では妙ちゃんも心配で家を出られんだろう」


新)「‼︎・・・もしかしてアンタは九兵衞さん?柳生九兵衞さんか?」


新八君は男の人知っているようで驚いた顔をする。


新)「いきなり現れて何言ってんだ‼︎家を出るって一体どういう・・・」


九)「そういう意味さ。君はしらんかもしれんが、僕と妙ちゃんは幼い頃夫婦になる誓いを共に立てた。許嫁だ。今日をもって彼女には柳生家に来てもらう」


悠)「えぇ⁉︎許婚ェ⁉︎」


九)「君の姉上はもう遠い昔に君のものではなく僕のものになっているんだ。僕のものに何をしようと君に文句を言われる覚えはない」


新)「何言ってんだ‼︎幼い頃、誓ったってそんな子供の約束・・・ねェ⁉︎姉上?」


新八君はお妙さんに問うがお妙さんは黙ったまま何も言わない。


悠)「お妙さん・・・」


新)「姉上‼︎なんで何も言わないんですか⁉︎」


新八君はお妙さんを問い詰める。
すると、お妙さんはゆっくり口を開いた。


妙)「・・・・・・新ちゃん。ごめんなさい、私・・・」


お妙さんはそう言うと九兵衞さんの方へいく。


新)「(姉上・・・‼︎な・・・んで・・・)姉上ェェ‼︎」


悠)「お妙さん‼︎」


あたし達は叫ぶ。
その時だった・・・


ドゴォ‼︎


銀・神・近)『ぐぇぶ‼︎』



物凄い勢いで銀さん、神楽ちゃん、どこからか来たのか近藤さんが突っ込んできたのだ。
おまけに、後ろには大きなゴリラがいる。


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