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銀魂

第35章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜1〜

「くせ者!!くせ者ォォォ!!」


奥の屋敷の方から騒ぎを聞きつけてきた門下生達が次々にやってきて男2人を囲む。


「何奴!?ここを柳生家と知っての狼藉か!?」


門下生がそう聞くと男2人はサッと傘を頭から外し投げ捨てた。


新)「我は転動無心流、恒堂館道場が主流、志村新八!!」


近)「そして俺はその門下生!!悟痢羅(ゴリラ)勲!!」


そう、男2人とは新八と近藤であった。
2人は木刀を構える。


新)「天下柳生流に決闘を申し込まんと参上つかますった!!


近)「柳生流の看板に興味などない。だが・・・」


2人は一斉に地面を蹴り門下生に突っ込んでいく。


新)「姉上を返せェェェ!!」


近)「お妙さんを返せェェェ!!」


「賊めェェェ!!」


「えェい!!たった二人だ!!たたき斬ってしまえェェ!!」


門下生も負けじと二人に襲いかかってくる。
その時だった・・・









ドシャァァ!!


2人の背後にいた門下生の1人が何者かに弾き飛ばされたのであった。


それに気が付いた二人が後ろを向くとそこには傘をかぶった男女の姿が・・・


「な、何者だ!!貴様らァァァァ!!」


?)「わりーな。二人じゃねェ」


1人の男がそういうと、皆一斉に傘を脱ぐ。


銀)「新八ィ。今日から俺達も門下だ。なんだっけ?天然パーマ流?」


新)「銀さん!!悠さん!!神楽ちゃん!!」


近)「お前ら!!」


新八と近藤は二人同時に叫んだのだった。


~free side End~


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新)「銀さん!!悠さん!神楽ちゃん!!」


近)「お前ら!!」


突然の登場に驚く二人。


まァ無理もないよね。
新八君あたし達に何も言わずにここに来たのにあたし達がいるんだもの。


新)「銀さんたち、な、なんでここに・・・」


銀)「今はそんなことはいい。さっさとこいつら片づけるぞ」


銀さんのその言葉を合図にあたし達は門下生に突っ込んでいく。

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