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銀魂

第35章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜1〜

バキ!!


ズシャァァァァ!!


あたし達は次々に門下生を倒していく。


「なんだァァァ、こいつらァァァ!!まるで歯が立たぬぞ!!一体どこの門下だ!!」


門下生はあたし達が強いのが意外だったのか、青い顔している。
そんななか、銀さんは新八君に話かけた。


銀)「新八ィ、てめェは減給だぜ!!馬鹿タレェ!!なんでこんなマネする前に俺に一言いわなかった!!1人で煮詰まりあがって!!」


悠)「そうだよ!!新八君!!水臭いじゃない。なにかあったらあたし達に話すって約束でしょ?」


神)「ホントアル!!1人でこんな面白そうな事シコシコ計画して!!一声かけろヨ!!お前は今日からシコッ八な!!」


近)「貴様ァ!!新八君の気持ちも知らんで勝手にぬかすなァ!!新八君は貴様らを巻き込みたくなかったのがわからんのかァ!!」


銀)「うるせーゴリラ!!じゃぁなんでお前は巻き込まれてんだよ!!さてはてめーが新八たぶらかしたな!!」


近)「ちげーよ!!これは俺のエゴだからよ!!お妙さんは自ら望んでここにへ嫁ごうとしている!!理由は知らん!!だが、俺達はそれが気に食わん!!あんな顔でさよならなんてできるわけねェ!!こんなマネしても誰も喜ぶ奴なんかいないのかもしれん!!お妙さんはこんなこと望んでないのかもしれん!!それでも自分(テメー)の我を通したい奴だけがきてんだ。お妙さんにもう一度会いたい奴が来た!!大義もクソもない戦いに余計な奴巻き込むワケにいかんだろ!!なのになんでお前らまでくるかなぁ!もう!!」


近藤さんはそういいながら未だに門の前に立っている土方さんと沖田さんにいう。


土方さんはその言葉聞きながら煙草に火をつけ煙草を吸う。

土)「近藤さん、心配いらねーよ。俺も我ァ通しに来ただけだ。柳生には借りがある。そいつを返しに来ただけだ。因みに今日は仕事休みだからそこんとこも心配いらねェ」


そんな土方さんのマネをして沖田さんはどこからか持ってきた短い雑草を煙草に見立てプッと息を吹く。

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