
銀魂
第35章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜1〜
九)「では、勝負の内容を説明しよう。君たち側が無理やり押しかけてきたんだ、ルールはこちらにしかがってもらう。異存はないな?」
銀)「上等だ。なんでもこい、コノヤロー」
近)「坊ちゃん剣法かコラァ。オセロでもやろってんじゃないだろーなコラァ。」
神)「言っとくけど私オセロ強ェーぞ!!四つ角全部取るぞォォォ!!なめんなよ!!」
2人が勝負をオセロにもっていこうとしている中、九兵衛さんは顔色をなに一つ変えず勝負のルールを話す。
九)「ここに皿がある。これを各々自分の身体につけてくれ。勝負は7対7のサバイバル戦。この柳生屋敷全てを使ってとり行う。この敷地内であればどこに行ってもいい。敵の大将を取った方が勝ちだ。つまり、この皿は戦で使う首級。これを割られた者はわその場でこの合戦勝負から抜けてもらう。だが、例え何枚皿を割ろうと大将の皿を割らねば勝利にはならん。逆に言えば仲間が何人やられようと大将さえ生き残ってれば負けにはならん。ルールはそれだけだ。あとは自由」
土)「大勢で一人囲もうが逃げ回ろうがいいってわけか。まるで喧嘩だな。いいのか?型にはまった道場剣法ならあんたら柳生流に分がある。俺達ゃ喧嘩なら負けねーよ」
九)「これは柳生流に伝わる合戦演習。我々は年に一度これをとり行い、士気を高め、有事の際幕府がため戦には馳せ参じる準備を整えているんだ」
へぇ。
流石幕府に使えてるだけはあるな。
そこまで切実に稽古してるんだ。
あたしは改めて柳生家の凄さに感心した。
九)「柳生流がただの道場剣法でないところをお見せしよう。君たちの誇るその実践剣法とやらを完膚なきまでに叩き潰して全ての未練を完全に断ち切ってやる」
銀)「上等だよコノヤロー。喧嘩なら負けねーぞ」
九兵衞さんの入ったことに腹が立った銀さんが額に青筋を浮かべ彼らを睨む。
その時、あたしはある事に気がついた。
銀)「上等だ。なんでもこい、コノヤロー」
近)「坊ちゃん剣法かコラァ。オセロでもやろってんじゃないだろーなコラァ。」
神)「言っとくけど私オセロ強ェーぞ!!四つ角全部取るぞォォォ!!なめんなよ!!」
2人が勝負をオセロにもっていこうとしている中、九兵衛さんは顔色をなに一つ変えず勝負のルールを話す。
九)「ここに皿がある。これを各々自分の身体につけてくれ。勝負は7対7のサバイバル戦。この柳生屋敷全てを使ってとり行う。この敷地内であればどこに行ってもいい。敵の大将を取った方が勝ちだ。つまり、この皿は戦で使う首級。これを割られた者はわその場でこの合戦勝負から抜けてもらう。だが、例え何枚皿を割ろうと大将の皿を割らねば勝利にはならん。逆に言えば仲間が何人やられようと大将さえ生き残ってれば負けにはならん。ルールはそれだけだ。あとは自由」
土)「大勢で一人囲もうが逃げ回ろうがいいってわけか。まるで喧嘩だな。いいのか?型にはまった道場剣法ならあんたら柳生流に分がある。俺達ゃ喧嘩なら負けねーよ」
九)「これは柳生流に伝わる合戦演習。我々は年に一度これをとり行い、士気を高め、有事の際幕府がため戦には馳せ参じる準備を整えているんだ」
へぇ。
流石幕府に使えてるだけはあるな。
そこまで切実に稽古してるんだ。
あたしは改めて柳生家の凄さに感心した。
九)「柳生流がただの道場剣法でないところをお見せしよう。君たちの誇るその実践剣法とやらを完膚なきまでに叩き潰して全ての未練を完全に断ち切ってやる」
銀)「上等だよコノヤロー。喧嘩なら負けねーぞ」
九兵衞さんの入ったことに腹が立った銀さんが額に青筋を浮かべ彼らを睨む。
その時、あたしはある事に気がついた。
