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銀魂

第35章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜1〜

悠)「あれ?7対7なのにそちらは5人しかいませんよ?」


そう、柳生四天王と九兵衞さんを含め相手は5人しかいないのだ。
つまりはこちらが2人も有利になる。


近)「あ、本当だ‼︎ちょっとまて。どーいう事だ‼︎騙そうたってそうはいかねー‼︎」


神)「オイ、なめんじゃねーぞ‼︎数ぐらい数えられんだヨ‼︎危うく騙されるところだったアル‼︎」


九)「落ち着け、まだ話は終わっていない。君たちの相手は僕とこの柳生四天王、そしてあそこにいる中央美咲という女だ」


九兵衞さんは大勢の門下生のうち1人を指差す。
中央美咲と呼ばれた人は女性で愛想よくにっこり笑った。


九)「それと、先に宣言しておこう。先ほ行った6人の中に僕達の大将はいない。我ら大将はすでにこの屋敷の何処かにいる。我々を相手にせずそいつを探して倒せば勝てるぞ」


銀)「なにを…」


東)「あっと、貴方達に教える必要はありませんよ。精々ばれないように気を配ってくださいね。どのみち私達はあなた方の皿を全て割るつもりなので。大将がだれでも関係ありませんから」


全)『あんだとォォ‼︎コルァァ‼︎』


さりげなく喧嘩を売られたあたし達は腹が立ち叫ぶが、柳生の人達は全く気にせず何処かへ行ってしまった。


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それからあたし達も場所を移し作戦を話し合う事にした。


ドカッ‼︎
近藤さんは柳生の人達に相当腹が立ったのだろう、近くにある木を何度も足で蹴る。


近)「腹たつんですけどォ‼︎すかしやがってホント、ムカつく奴らだよ‼︎あんな奴に絶対お妙さんはやれん‼︎」


新)「いや、あんたの者でもないんですけど」


近)「もうムカつくからさァ、こっちも大将ムキ出しで行こうぜ‼︎いつやられてもOKみたいな感じで‼︎」


近藤さんはそう言いながら新八君の股間の部分にもらったお皿をくくりつける。


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