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銀魂

第35章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜1〜

お皿が割れてしまった事に気がついた神楽ちゃんは一瞬無言になるがそっと足の裏を見てスグにしゃがんだ。
そして何も知らないように喋り出す。

神)「いった。なんか踏んだアル。切れたアル、足」


銀)「誤魔化してんじゃねェェ‼︎お前、なにしてんだァ‼︎勝負始まる前に皿粉砕って‼︎」


銀さんはぱしっと神楽ちゃんの頭を叩く。


近)「どうするんだコレ⁉︎どうするんだコレェェ⁉︎」


銀)「ちょっと取り替えてこい‼︎柳生の人に言って皿もらってこい‼︎」


銀さんは神楽ちゃんに皿をもらってくることを催促するがそれを土方さんが止めいい案を話してくれた。


しかし銀さんと沖田さんが勝手にズンズン進んで行ってしまい土方さんの話を全く聞かなかったのであたし達は適当くじ引きをして別れることにした。


ペアは土方さんと神楽ちゃん、近藤さんと新八君、そしてあたしは何故か1人になってしまった。


神)「悠、1人で大丈夫アルか?私心配アル」


新)「そうですね・・・僕と変わりますか?近藤さんがペアなので役に立たないと思いますけど」


近)「え、なにそれ新八君⁉︎今俺の事役立たずっていったよね⁉︎」


神)「そう聞こえたならちゃんと役に立てヨ。ゴリラ」


近)「・・・すんません・・・」


近藤さんは神楽ちゃんと新八君にぼろ糞言われシュンとなる。


近藤さん落ち込んじゃってやる気なくしちゃってる。
どうにかしなければ・・・



悠)「ふ、二人とも近藤さんにそんな事言わないで?近藤さんだってやるときはやる人だから。それにあたしは一人で大丈夫だよ。銀さんと沖田さん捜して一緒に行動するから。ね?」


神)「・・・わかったアル。悠がそういうなら。でも、銀ちゃんやサドに何かされたら私の所にすぐ来るヨロシ!!コテンパンにしてやるヨ!!」


悠)「クスクス。それは頼もしいね。神楽ちゃんも女の子だから変な事されたらあたしにいうんだよ?」


神)「わかった!!」


悠)「そじゃ、また後でね」


そう言ってあたしはその場を去った。

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