
銀魂
第36章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜2〜
近)「紛うことなき達人。人の心、己の心さえ自在に操る道場剣術の達人だ」
北大路は池に落ちた土方を橋の上からのぞく。
北)「・・・道場試合であればもう何本取ったことか。いや、貴様の得意な実践であってもすでに命はないだろう。いい加減諦めろ。そんなにでかい皿では防戦一方だろう」
北大路がそういった瞬間、彼が立っている橋に大きな穴が開いた。
穴をあけた人物は土方で、池の中から飛び上がり北大路に攻撃を仕掛けてきたのだ。
それをわかっていたかの様な雰囲気を出している北大路はスッと土方の攻撃をよけたのであった。
北)「まだやるのか」
土)「一本だ、二本だ。んなもん何本取られようが関係ねーよ。腕が一本もげようが、足が一本取られようが首がつながってる限り戦わなきゃならねーのが真剣勝負ってもんだ」
土方は折れたタバコをくわえ、少し骨格を上げた。
北)「これだから野蛮な芋流派は嫌になる」
土)「そーいや灰皿借りたぜ。タバコ吸わねーと調子がでねーんだ」
土方はそういうと、どこからか皿を出した。
もしやと思った北大路は自分の皿を確認する。そこには先ほどまでにあった皿はなくなっていた。
北)「(俺の・・・皿?)」
北大路はハッとし土方の方へ走る。
北)「貴様ァァ!!いつの間にィィ!!」
その時、何やら着物に重みが・・・
北大路は再度皿を確認する。
そこはなかったはずの皿があった。
北)「(アレ?ある。もしや、あれはあの時の・・・)」
あの時とは土方と北大路の戦いが始まった瞬間に、北大路が灰皿といって土方に投げた皿だったのだ。
つまりは、土方は北大路を騙したという事になる。
土)「擬餌だかなんだが知らねーがな、だまくらかし合いなら負けねーよ」
北大路が混乱している間に背後を取った土方は彼の顔面を木刀でぶん殴ったのであった。
殴られた北大路が今度は池へと吸い込まれていく。
北大路は池に落ちた土方を橋の上からのぞく。
北)「・・・道場試合であればもう何本取ったことか。いや、貴様の得意な実践であってもすでに命はないだろう。いい加減諦めろ。そんなにでかい皿では防戦一方だろう」
北大路がそういった瞬間、彼が立っている橋に大きな穴が開いた。
穴をあけた人物は土方で、池の中から飛び上がり北大路に攻撃を仕掛けてきたのだ。
それをわかっていたかの様な雰囲気を出している北大路はスッと土方の攻撃をよけたのであった。
北)「まだやるのか」
土)「一本だ、二本だ。んなもん何本取られようが関係ねーよ。腕が一本もげようが、足が一本取られようが首がつながってる限り戦わなきゃならねーのが真剣勝負ってもんだ」
土方は折れたタバコをくわえ、少し骨格を上げた。
北)「これだから野蛮な芋流派は嫌になる」
土)「そーいや灰皿借りたぜ。タバコ吸わねーと調子がでねーんだ」
土方はそういうと、どこからか皿を出した。
もしやと思った北大路は自分の皿を確認する。そこには先ほどまでにあった皿はなくなっていた。
北)「(俺の・・・皿?)」
北大路はハッとし土方の方へ走る。
北)「貴様ァァ!!いつの間にィィ!!」
その時、何やら着物に重みが・・・
北大路は再度皿を確認する。
そこはなかったはずの皿があった。
北)「(アレ?ある。もしや、あれはあの時の・・・)」
あの時とは土方と北大路の戦いが始まった瞬間に、北大路が灰皿といって土方に投げた皿だったのだ。
つまりは、土方は北大路を騙したという事になる。
土)「擬餌だかなんだが知らねーがな、だまくらかし合いなら負けねーよ」
北大路が混乱している間に背後を取った土方は彼の顔面を木刀でぶん殴ったのであった。
殴られた北大路が今度は池へと吸い込まれていく。
