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銀魂

第7章 一度した約束は死んでも守れ

銀)「(ヌォォッ‼︎着物の袖ちょいちょいされた‼︎萌えるよコレ‼︎銀さんズッキュン来ちゃうよコレ‼︎)あ、あ?なんだ?………なにアレ」


銀さんは私が指差したほうを見て固まる。


それも無理は無いだろう。


なぜなら変なハッピを着て晒しを巻いた新八君が大声を出してあるグループを仕切っていたからだ。


新)「オイ‼︎そこ何ボケっとしてんだ。声張れェェ‼︎」


「すんません隊長ォォ‼︎」


銀)「オイ、いつから隊長になったんだオメーは」


新)「俺は生まれた時からお通ちゃんの親衛隊長だァァ‼︎って…ギャァァァァ‼︎銀さんに悠さん⁉︎なんでこんな所に⁉︎」


悠)「それこっちが聞きたいよ…」


銀)「つか、てめーこんな軟弱なもんに傾倒してやがったとはな。てめーの姉ちゃんに何て謝ればいいんだ」


新)「僕が何しようと勝手だろ‼︎ガキじゃねーんだよ‼︎」


新八君顔が「クワァッ」てなってる。
獲物を捕らえるクマさんみたいになってて怖い…。


私は新八君を少し冷たい目でみる。


「ちょっとあなた達」


不意に呼ばれ私と銀さんは振り向く。
振り向いた先にはメガネをかけた女の人が通路の階段から降りてくるところだった。


「ライブ中にフラフラ歩かないでください。他のお客様のご迷惑になります」


悠)「ご、ごめんなさい。今私達ここから出ようとしてた所なんです。銀さん行こう」


私は銀さんの腕を掴みながらライブハウスから出た。


ライブハウス暑かったから喉渇いちゃった。
自動販売機で飲み物買ってこよう。


悠)「銀さん、私あの自動販売機で飲み物買ってきますね」


銀)「あぁ。気をつけろよ」


悠)「ははっ大丈夫ですよ。銀さんは心配性ですね」


私は銀さんを1人にして自動販売機へ足を運んだ。


自動販売機へ着くとお金を入れる。


ん〜
どれにしようかな。
ヨンミサイダーも良いしブァンタも良いし…。
今回はヨンミサイダーにしよう。
あ、ついでに銀さんのも買ってあげなきゃ。
銀さんはイチゴミルクでいいよね?


私は自動販売機のボタンをポチッと押す。


ガゴンッと出てきた商品を取り出し私は銀さんの元へ戻った。

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