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銀魂

第36章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜2〜

出てきた2人はお互いに睨み合い木刀を構え相手に向かって走る。


近)「お妙さァァァァァん‼︎」


東)「若ァァァァァァァァ‼︎」


ガキィィィィン‼︎


東)「申し訳ございません‼︎」


そんな東城の謝罪と共にお互い木刀を振り下ろした。


東)「・・・私の役目は若と若の心でを護ること。若を勝利に導くためにと・・・無礼を働きましたが結局私は・・・弱かっただけのようです。しかし次の時は・・・いや、やっぱヤスリは無理」


ドサァァ‼︎
パリン‼︎


東城はそう話すと気を失い倒れ、それと同時に皿も割れた。


近藤は倒れた東城など気にせず突っ立ったまま。


近)「・・・お妙さん、すいません・・・お妙さんの笑顔をこの目で見ようとここまで来ましたが・・・俺はここまでのようです」



近藤がそういえば、彼の尻から大量の血が吹き出てその場に倒れた。
どうやら近藤はヤスリで、東城は九兵衞の写真で尻を拭いたようだ。


近藤はそんな自分を嘲笑うかのように



近)「俺はホントにバ・・・カ・・・」


と呟いたのだった。



〜柳生篇 3に続く〜

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