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銀魂

第37章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜3〜

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一方その頃、花嫁修業として柳生の男子禁制の屋敷で料理を作っていたお妙は新八達が自分を助けようと柳生に乗り込んできていることを知りいても立ってもいられなく彼らの元へ行こうとしていた。


そんなお妙を見つけた九兵衞の父、輿矩やお妙の花嫁修業を手伝っていた女帝達が何をしているのだと追いかけてくる。


もうこうなったらヤケクソだとお妙は走り回る。
しかし・・・


輿)「お妙ちゃーん‼︎ストップ‼︎ストーップ‼︎これ以上好きにはさせないよ‼︎」


輿矩が先回りをしお妙の行く道を塞ぐ。


その時だった。


ドコッ‼︎


輿)「ぐほォ‼︎」


突然悠と新八が現れ輿矩の顔面を蹴り飛ばしたのだ。
輿矩は蹴り飛ばされた衝撃で吹っ飛ぶ。


その間に新八はお妙の腕を掴み悠とともに逃げ出したのだ。


〜Free side end〜


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土方さんと別れたあたしと新八君は柳生の屋敷の中を走り回りお妙さんを探す。
すると、少し行ったところに追いかけられているお妙さんの姿を見つけた。


おまけに小さい男性に通せん坊をされている。


悠)「新八君!!」


新)「はい!!」


あたしと新八君は同時に足を踏ん張り男性に向かって足をけり上げる。
すると男性はどっかへ吹っ飛んでしまった。


吹っ飛んだ男性をお妙さんを追いかけて来た人たちが心配そうにしながら囲む。


その間に新八君はお妙さんの手をつかみ走りだしあたしはその後ろをついていく。


妙)「新ちゃん!!それに悠ちゃんまで・・・ちょっと離して!!」


しかし新八君は離そうとしない。


妙)「新ちゃん!!」


新)「うるせェェェ!!」


新八君は走りながらお妙さんに説教を始めた。

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