
銀魂
第37章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜3〜
妙)「・・・係ないわよ」
新)「え?」
妙)「来てくれってたのんだ覚えはないわ。もうほおっておいて」
悠)「お妙さん!!」
あたしはお妙さんが放った言葉があまりにも信じられなく彼女の名前を叫ぶ。
一方新八君は一瞬目を見開くとバシン!!とお妙さんの頬を平手打ちをした。
新)「もういっぺん言ってみろ、コノヤロー!!お前今なんつった!!」
平手打ちをされたお妙さんはぐっと拳を握ると新八君に平手打ちをし返した。
妙)「何回だって言うわよ。私だって・・・私だってみんなとずっと一緒にいたいわよ!!でも・・・でもダメなの!!私が・・・私が九ちゃんの左目になってあげないと!!」
お妙さんは新八君にそういうと手で顔を覆って泣き出す。
悠)「・・・左目?お妙さん左目ってどういう事なんですか?左目に何かあったんですか?」
あたしはお妙さんの肩に手を置き問う。
すると、庭の方から足音がした。
九)「お妙ちゃん。君はまだそんな事を気にしていたのかい。新八君、君は知らないと思うが幼き頃僕は左目を失ってね。そこにお妙ちゃんも居合わせていたんだ」
足音の正体は九兵衛さんの様で、左手には意識が朦朧となった土方さんが引きずられていた。
九兵衛さんはあたし達が見えるところまで来るとドサッと土方さんを手放す。
悠)「土方さん!!」
あたしは慌てて土方さんの所へ行く。
九兵衛さんはその様子を気にせず新八君を見ながら話を続ける。
九)「責任を感じることはないと言ったのに。僕は逆に感謝してるぐらいなんだ。あの時があったから今の僕がある。左目と引き換えに僕は強さを手に入れた」
九兵衛さんはそう言うと足元にいるあたしと土方さんを見てクスッと笑う。
九)「新八君、これで君らは後何人だ?いや、何人残っていようと大将である君を倒せば終わりか。残念だったな。悪いが君の大切な姉上は僕がもらう」
土)「ぐっ・・・もらい・・・うけるだって・・・?ふざけた事ぬかすじゃねーか・・・」
意識が飛び飛びの土方さんが最後の力ふり絞るようにしゃべりだす。
新)「え?」
妙)「来てくれってたのんだ覚えはないわ。もうほおっておいて」
悠)「お妙さん!!」
あたしはお妙さんが放った言葉があまりにも信じられなく彼女の名前を叫ぶ。
一方新八君は一瞬目を見開くとバシン!!とお妙さんの頬を平手打ちをした。
新)「もういっぺん言ってみろ、コノヤロー!!お前今なんつった!!」
平手打ちをされたお妙さんはぐっと拳を握ると新八君に平手打ちをし返した。
妙)「何回だって言うわよ。私だって・・・私だってみんなとずっと一緒にいたいわよ!!でも・・・でもダメなの!!私が・・・私が九ちゃんの左目になってあげないと!!」
お妙さんは新八君にそういうと手で顔を覆って泣き出す。
悠)「・・・左目?お妙さん左目ってどういう事なんですか?左目に何かあったんですか?」
あたしはお妙さんの肩に手を置き問う。
すると、庭の方から足音がした。
九)「お妙ちゃん。君はまだそんな事を気にしていたのかい。新八君、君は知らないと思うが幼き頃僕は左目を失ってね。そこにお妙ちゃんも居合わせていたんだ」
足音の正体は九兵衛さんの様で、左手には意識が朦朧となった土方さんが引きずられていた。
九兵衛さんはあたし達が見えるところまで来るとドサッと土方さんを手放す。
悠)「土方さん!!」
あたしは慌てて土方さんの所へ行く。
九兵衛さんはその様子を気にせず新八君を見ながら話を続ける。
九)「責任を感じることはないと言ったのに。僕は逆に感謝してるぐらいなんだ。あの時があったから今の僕がある。左目と引き換えに僕は強さを手に入れた」
九兵衛さんはそう言うと足元にいるあたしと土方さんを見てクスッと笑う。
九)「新八君、これで君らは後何人だ?いや、何人残っていようと大将である君を倒せば終わりか。残念だったな。悪いが君の大切な姉上は僕がもらう」
土)「ぐっ・・・もらい・・・うけるだって・・・?ふざけた事ぬかすじゃねーか・・・」
意識が飛び飛びの土方さんが最後の力ふり絞るようにしゃべりだす。
