テキストサイズ

銀魂

第37章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜3〜

そして、衝撃的な事を言った。


土)「オイ、眼鏡・・・娘・・・・。どうやら俺達ァ茶番に付き合わされていたようだぜ。・・・コイツ














女だ・・・」


悠)「え?」


女・・・?
誰が?


誰が女なの?


あたしは訳が分からず呆然として土方さんを見つめる。


一方、新八君は意味が分かったようで口を開く。


新)「え・・・?女って・・・九兵衛さんが女ってどういうことすっか?」


え?
女?
九兵衛さんが女?


そうか、そうか、そう言う事ね。



・・・って


悠)「九兵衛さんが女ァァァァァ!?」


あたしはあまりの驚きように叫ぶ。


九兵衛さん女の人だったの!?
嘘でしょ!?


あたしは土方さんから九兵衛さんに視線を変える。


土)「つまり・・・オメェにあるモンが無くて、無いモンがあるつーことだよ」


新)「・・・え・・・だって・・・姉上と結婚するって・・・そんな馬鹿なことが・・・!!アンタまさか・・・ひょっとして・・・そんな・・・・」


新八君は少し顔を青ざめさせながら九兵衛さんを見た。


それもそのはず。
だって女性と女性が惹かれ合って結婚するってかなり異例な事だしもし結婚するってなってもこれから2人には相当キツイ未来が待っているであろう。


ましてお妙さんの事が大切な新八君にとってはどうにか説得してどうにかしたいもの。


新八君はゴクンと唾を飲み九兵衛さんに問う。


しかし・・・

新)「姉上の事男と勘違いしてるのか!?確かに姉上は胸が・・・バギャン!!・・・グハッ!!」


かなり余計な事を言ってしまったのでお妙さんに顔面に蹴りを入れられた。


妙)「違うだろ」


お妙さんは新八君にそういうと目をつぶり話し始めた。


妙)「九ちゃんは身体は女の子。でも心は・・・男の子なの。女の人しか愛せないのよ」


それを聞いた新八君はすぐさま起き上がり抗議する。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ