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銀魂

第37章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜3〜

神)「ほわちゃぁぁぁ‼︎」


ブワンッ‼︎


「ぐはっ‼︎」


悠)「神楽ちゃん‼︎」


なんと突然現れた神楽ちゃんが回し蹴りであたしの周りにいた門下生を倒してくれたのだ。


神)「悠、大丈夫アルか⁉︎」


悠)「うん、大丈夫だよ。神楽ちゃんありがとう」


神)「よかったヨ。悠が無事で」


神楽ちゃんはそう言うと銀さん達の方へ視線をやる。


神)「アネゴォォ‼︎男どもが頼りないから私が来たアルヨォォ‼︎銀ちゃん、おめっ今までドコ行ってたアルかァ‼︎」


神楽ちゃんが銀さんを説教してると土方さんの肩に乗っている沖田さんが突っかかった来た。


沖)「チャイナァ、テメー俺より目立つな‼︎それからお前んとこの大将、ずっとうんこしてました‼︎」


神)「うるせェェ‼︎てめーんトコの大将も、デケーのたれてたんだよ‼︎」

土)「何ィィ⁉︎ウンコ⁉︎てめっ、俺がどれだけ苦しい戦いきたと思ってんだ‼︎」


近)「デカくねェ‼︎見たのかお前。俺のウンコ見たのか‼︎」


悠)「近藤さんのウンコなんて誰も見たくありませんよ‼︎もう‼︎大体銀さんもあたしが頑張って戦ってたのにトイレにこもってたなんて許せ無い‼︎だから朝あんなに豆パン食べ無い方がいいって言ったのに‼︎」



あたしは近藤さんにツッコミながらも銀さんのグチを話す。


あたし達がそんなことを言いながら戦っているとふとお妙さんの表情が見えた。


お妙さんは顔を覆いながら泣いていた。
「帰りたい」とはいっきり言いながら。


やっぱりお妙さんはあたし達と一緒に痛かったんだ。
あんなこと言ってたけど。
それが確認できてよかった。


あたしはふっと笑うと戦いに集中したのだった。






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どのぐらい戦ったのだろう。
やはり昔幕府に使えてたことだけはあるようで中々九兵衞さんとの決着はつか無いようだ。


しかし、それは突然訪れた。

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