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銀魂

第37章 女の一番の化粧は笑顔(柳生篇)〜3〜

え?え?
これどうすればいいの?


このままじゃ大変な事になるよね?
近藤さんも真選組もとんでもない事になるよ⁉︎


あたしはアワアワとする。
しかし、ケーキ入刀の準備ができてしまった様で皆近藤さんの方を向く。

しかも、ケーキ入刀なのにベッドが置いてあり、ボフンと音を立てながら相手のゴリラが寝っ転がった。


えェェェェェェ////⁉︎
ケーキ入刀じゃないよこれ‼︎

バナナ入刀だよ‼︎


あたしはアタフタしながら手で目を覆う。


その時だった・・・








ドガァァン‼︎



会場の入り口からなぎ刀が飛んできてゴリラの乗ってるベッドを破壊したのだ。


なに?


あたしは疑問に思いドアの方を見る。
するとそこにはお妙さんの姿が・・・


近)「お妙ぁぁぁぁん‼︎」


新)「姉上ェェ‼︎」


悠)「お妙さん‼︎」


真選組)『あ、姉御ォォォォォォ‼︎』


あたし達はお妙さんの登場に声をあげる。
するとお前さんは顔を般若にして近藤さんの方へ入ってくる。


そして・・・


妙)「てんめェェェ‼︎何してくれてんだァァァ⁉︎私の・・・






弟にィィィィィィィィィ‼︎」


と言いながら近藤さんとゴリラに蹴りをかましたのだ。


蹴られたゴリラはとても怒りあたしやお妙さん、近藤さんに新八君、神楽ちゃんを追いかけてくる。


そして、トイレから戻ってきた銀さん、沖田さん。
いつの間にかいた顔にグルグルと包帯を巻きつけた土方さんをも巻き込んで逃げたのだった。


逃げるのはとても大変だったけど確かにそこにあった。



お妙さんの輝かしい笑顔が。

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