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銀魂

第2章 天然パーマに悪い奴はいない

私が銀さんと暮らし始めてから2ヶ月がだった。

私はあの後銀さんとお登勢さんに色々な知識を教えてもらいここが『日本』という国で『江戸』という街という所がわかった。


因みに銀さんと私が暮らしてるところはお登勢さんのスナックの上にある万事屋で、銀さんがオーナーをしているお店。


私はその万事屋では主に家事をやり、お登勢さんのスナックでは掃除の手伝いをして生活していた。


そんなある日銀さんが「パフェを食べに行くぞ」と言うのでファミレスの「デニィス」に来ていた。


銀)「悠、オメェなに食うんだ?」


悠)「私?私は銀さんと同じものでいいですよ」


銀)「そうか。あ、姉ちゃんチョコレートパフェ2つ‼︎」


銀さんはたまたま通りすがったウェイターさんにパフェを頼む。


久しぶりだな。
銀さんと外食なんて。


ぶっちゃけ万事屋なんてあんまり儲からない商売だから外食なんて滅多にしない。


でもまぁあたし的には外食のんかより「銀さんとの外食」がとても嬉しい。


「チョコレートパフェお2つでこざいます」


ウェイターさんがチョコレートパフェを持ってきた。


銀)「きたきた。よし、いっただきまーす」



銀さんは嬉しそうにパフェを頬張る。


そんな銀さんにクスッと笑い私もパフェに手をつける。


その時だった。


ドガシャン‼︎


1人のメガネをかけた男の子が私達のテーブルへぶっ飛んできた。
どうやら前の席に座ってる天人(宇宙人)に足を引っ掛けられすっ転んだらしい。


そのおかげで私と銀さんが食べようとしていたパフェはまるまる容器から落ちてしまった。


あぁ。パフェが…。
そんな事より男の子大丈夫かな?


私は椅子から立ち上がり男の子に駆け寄る。


悠)「君、大丈夫?」


?)「あ、はい…」


悠)「これで顔拭いて。いっぱい顔についてるよ」


私は男の子にハンカチを渡す。


?)「あ、ありがとうございます…」


悠)「どういたしまして」


私は男の子に笑いかける。


銀)「おい」


ん?
なんか殺気が、するんだけど…。


私は銀さんの方を見る。


すると銀さんは男の子に足を引っ掛けた天人の前に立っていた。

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