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銀魂

第39章 男ってめんどくさい

銀)「・・・とんでもない依頼だったら俺は帰るからな」


銀さんは渋々そういうと沖田さんの元へ行く。
すると、沖田さんは綺麗な女性と話をしていた。


沖)「あ、やっと来てくれやした。ささ、旦那は俺の隣に座って。娘は姉上の隣に・・・」


あたし達は沖田さんの言われたように座る。


沖)「姉上、紹介します。僕の大親友の坂田銀時君と悠さんで・・・銀)「なんでだよ」


沖田さんはあたし達が席に着くなり沖田さんのお姉さんと思われる女性に、あたし達を紹介しようとする。


しかし、大親友と言われたのがイヤだったのか、銀さんは沖田さんの頭を掴みお皿にたたきつけた。


銀)「オイ、いつから俺達友達になった?」


沖)「旦那ァ、友達ってのは今日からなるとか決めるもんじゃなく、いつの間にかなってるもんでさァ」


銀)「そして、いつの間にか去っていくのも友達だ。行くぞ、悠」


悠)「あ、待って。銀さん!!」


銀さんはあたしの腕を掴みながら席を立つ。


が、


沖)「すいませーん。イチゴパフェ4つお願いしまーす」


と、沖田さんが言うと銀さんは足を止め、席に座りなおした。


そして、パフェがくると嬉しそうに話し出す。


銀)「友達っていうか、俺としてはもう弟みたいな?まァ、そういうかんじかなァ。ね?総一郎君」


沖)「総悟です」


銀)「こういう細かい所に気が回るの所も気に入っててね。ね?夜神総一郎君」


沖)「総悟です」


姉)「まァ、またこの子はこんな年上の方と・・・でも、総ちゃんと仲良くしてくださってありがとうございます。あなたも」


沖田さんのお姉さんは礼儀よくペコリとあたし達に頭を下げる。


悠)「い、いえいえ!!頭を上げてください!!あたし達も沖田さんにはお世話になっているので!!」


姉)「ふふ、そうなんですか」


沖田さんのお姉さんはそういうと綺麗に笑う。


沖田さんも綺麗な顔してるけどお姉さんもとても綺麗な顔してるな。
兄弟そろって美形なんだ・・・


あたしはそんな事を考えながらしばらく沖田さんのお姉さんを見ていた。

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