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銀魂

第39章 男ってめんどくさい

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その日からミツバさんはスグに屋敷から病院に移り入院した。


そして今、私と銀さんは激辛せんべえという名のお土産を持ってミツバさんのお見舞いに行くところ。


病院につきミツバさんの部屋に行くと蔵場さんがお見舞いに来ており、彼が帰るまで2人で自動販売機の近くのベンチに座り待っていることにした。


あたしは座りながら先日あった事を考える。


なんで沖田さんは土方さんとミツバさんを合わせるのが嫌なんだろ。
なにか昔にでもあったのかな?


山崎さんもものすごく慌てていたし・・・
もし喧嘩してるだけだったら仲直りできないのかな?


考えれば考えるほどに土方さんと沖田さんの事に対して疑問が浮かんでくる。


すると、いきなりヌッとあたしの顔の前に銀さんの顔が出てきてあたしは驚いてしまった。


悠)「わァ!!銀さん!!」


銀)「悠ちゃんさっきからぼーっとしてるけどなに考えててるの?もしかして他の男の事?」


悠)「なに言ってるんですか!!違いますよ!!こないだ土方さんと沖田さんの様子がおかしかったのでどうしたのかなっって考えてただけです!!」


銀)「ほら、やっぱり他の男の事考えてた。そんな悠ちゃんには罰をうけてもらいまーす」


悠)「え!?ウソ!?」


あたしがそんな風に焦っていてもお構いなしに銀さんの顔はどんどん近づいてくる。


そして・・・



ちゅっ



と触れるだけのキスをした。



悠)「ちょ、ちょっと!!////なにするんですか///こんな公共の場で!!//」


銀)「悠ちゃんが他の男の事考えてるからいけないんです。それと・・・あんまり人様の事情に首を突っ込むな。人間誰だって他人に首突っ込まれたくない事もあるんだよ」


銀さんはそういいながらあたしの頭をなでる。


人間誰にだって他人には首を突っ込まれたくない事もある・・・


そうだよね。
あたし達みたいに何にも事情を知らない人間が勝手に沖田さん達の問題にずかずか入っていくのはよくないよね!!



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