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銀魂

第13章 困った時は笑っとけ笑っとけ

『皆様よろしけれな左側をご覧ください。あれが太陽系で最も美しい星とされる我らが母なる星、地球です』


船の中にそうアナウンスが入った。


神)「わーキレイだ〜」


銀さんと神楽ちゃんは食べるのをやめ窓に張り付く。


悠)「わーじゃ無いですよ‼︎キッチリエンジョイしてるじゃないですか‼︎なんなんですか2人とも‼︎」


銀)「小さな悩みなんてどーでも良くなってくるな〜」


神)「本当アル。心洗われるヨ」


新)「洗っちゃいけないよ‼︎心に残しておかなきゃいけない汚れもあるよ‼︎ったく…ちょっと僕探してきますよ。同じ船乗ってるかもしれ無いし」


新八君は座席を立つ。


その時だった。


「キャァァァァァ‼︎ハイジャックよ‼︎ハイジャックだわ‼︎」


女の人の叫び声が船に響き渡った。


ハイジャック⁉︎


私は女の人の声に反応し通路を見る。


通路には覆面をかぶった男達が数名いた。


「うるせー騒ぐなァァ‼︎これよりこの船は我々革命組織『萌える闘魂』が乗っ取った‼︎貴様らの行く先は楽しい観光地から地獄に変わったんだ‼︎」

集団の1人は真ん中の通路でそういう。


悠)「や、ヤバイ…ヤバイよこれ…」


新)「本当だ…銀さん銀さん」


私と新八君は2人の方を見る。


銀)「俺死んだら宇宙葬にしてもらおっかな。星になれる気がするわ」


神)「あぁ、なれるともさ」


2人は何にも危険性を感じて無いらしくノンビリまだ地球を見ていた。


新)「うぉーーーーーい‼︎本当に星になっちまうぞ‼︎」


カチャッ


騒いでいた私達を集団の1人が見つけ銃を向ける。


「オイ、貴様らなにをやっている?我らの話きいてい…神)「ほァたァァァ‼︎」


ガゴッ


地球を見ていた神楽ちゃんは銃を向けてきた男に隙をついて蹴りを入れる。


「き、貴様ァァ‼︎」


悠)「はぁっ‼︎」


バキッ‼︎


それを合図に私達は覆面の男達を倒し始めた。


銀)「オラァ‼︎」


ドカッ‼︎


新)「くらえェェ‼︎」


ガジャァァァン‼︎


覆面の男達を倒し終わると船の中から歓声が湧き上がった。


「うぉぉぉぉ‼︎スゲー‼︎」


「侍‼︎ラストサムライ‼︎ブラボー‼︎」

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