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銀魂

第13章 困った時は笑っとけ笑っとけ

ふふっ。
そんな風に言われるとちょっと照れちゃう。


私達は一時の余韻に浸る。


だがそれもすぐ終わった。


ドガン‼︎


物凄い爆発音と共に船がぐらっと揺れ始めたのだ。


悠)「な、なに⁉︎」


「た、大変だぁぁぁぁぁぁぁ‼︎操舵室で爆発がぁ‼︎操縦士達も全員負傷‼︎」


新)「な、なんだて⁉︎」


悠)「そんな‼︎」


こんな時に爆発⁉︎
もしかしてこの『萌える闘魂』とかいう集団の仕業⁉︎


悠)「銀さん‼︎取り敢えず操舵室に行きましょう‼︎どうにかなるかもしれ無い‼︎」


銀)「え、どうにかなるって、ちょ、待て‼︎悠‼︎」


銀さんは私を引き止めるが私は無視をして操舵室に続くドアへ行く。


ドアへ手をかけた時反対側から扉が開き頭を定春に噛まれ丸いサングラスをかけた男の人が入ってきた。


?)「あ〜気持ち悪いの〜酔い止めば飲んでくるの忘れたきーアッハッハッハッ」


な、なにこの人…
頭、定春に噛まれてるのに物ともしてないよ…


神)「あ、定春ぅ‼︎」


神楽ちゃんがこちらへ走ってくる。


そして男の人に飛び蹴りを食らわせた。


神)「コノヤロー‼︎定春を帰すぜよォォ‼︎」


?)「あふぁ‼︎」


男の人は神楽ちゃんに蹴られぶっ倒れる。


悠)「ちょ、神楽ちゃん‼︎いくら定春連れて行かれたからってそんな事しちゃダメでしょ⁉︎あ、あの、大丈夫ですか?」


私は倒れた男の人に近づく。


?)「アッハッハッハッ大丈夫だきに〜ちょっと頭がグワングワンするだけ…にしてもお姉さん綺麗な人さかい。どれ、今からワシとお茶でも…ぎゃっ‼︎」


銀さんは男の人が喋り終わらないうちに男の人の髪の毛を掴み操舵室へ走り出した。


銀さん行っちゃった…
あんな掴み方して大丈夫なのかな?


あ‼︎
もしかして銀さんのお友達とか⁉︎


取り敢えずなんだかあの2人に今後を任せると不安だから私も追いかけなきゃ‼︎


私は2人の後を追う。

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