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銀魂

第2章 天然パーマに悪い奴はいない

銀)「おい、悠」


私が男の子を助けるか助けないか迷っていると銀さんに腕を引っ張られた。


銀)「今のうちに逃げるぞ」


悠)「え⁉︎でも…」


銀)「いいからいいから」


銀さんはバイクにまたがる。


私は渋々銀さんの後ろに乗っかった。


ごめんね男の子…。


銀)「乗ったな。そんじゃあい?)「どこに行くんですか?」へ?」


発信しようとする私達の前にいつの間にかいたお姉さん。
お姉さんはウフッと笑いながら首をかしげる。


あ、終わった。


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銀)「いや、あの本当にスンマセンでした」



私達のは今お姉さんに連れられて道場にきていた。
因みにお姉さんの名前はお妙さんでメガネの男の子は新八君というらしい。


妙)「ごめんで済んだらこの世に切腹なんて存在しないわ。貴方達のおかげでウチの道場は存続すら危ういのよ」



悠)「その事については本当に申し訳ないと思ってます…なので切腹だけは許してください」


銀)「ほら、ウチの悠ちゃんもこんなに頭を下げてんだから許してくれよ。な?」


妙)「うるせーんだよ‼︎こちとら父の残した道場護ろうと今まで2人で必死に頑張ってきたんじゃボケェ‼︎それを台無しにされたんじゃ誰が謝っても許すわけねーだろかァァ‼︎」


新)「姉上落ち着けェェ‼︎」


銀さんに飛びつこうとしてるお妙さんを必死に押さえる新八君。


銀)「新八君‼︎君のお姉さんゴリラにでも育てられたの⁉︎」


悠)「銀さん‼︎こんな時に何言ってるんですかァ‼︎つか、そんなこと言ったらもっと怒るに決まってるじゃないですか‼︎」


銀)「え?そうなの?」


悠)「当たり前じゃないですか‼︎誰だってゴリラって言われたら怒りますよ‼︎」


バァン‼︎


四人で争っているといきなり道場のドアが蹴破られた。


な、何⁉︎


私はドアを見る。


そこにはメガネをかけて緑色の肌をした天人が立っていた。


天1)「くらァァァ‼︎今日という今日はきっちり金返してもらうで〜‼︎」


怒鳴り散らしながらズカズカ入ってくる天人達。

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