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銀魂

第13章 困った時は笑っとけ笑っとけ

?)「誰じゃー⁉︎ワシをどこに連れて行くがか?」


銀)「テメェ確か船大好きだったよな?操縦ぐらいできるだろ‼︎」


?)「なんじゃ?おんしゃなんでそげな事知っちょうか?…あり?どっかで見た…」


男の人は何かを思い出したように顔をパァァと明るくする。


?)「おおおおお‼︎金時じゃなかか‼︎おんしゃなぜこんな所におるかァ?久しぶりじゃのー金時‼︎珍しいとこで会うたもんじゃ‼︎こりゃめでたい‼︎酒じゃー‼︎酒を用意せい‼︎」


悠)「ちょ、何ですかこの人‼︎なんでこんな時に再会を喜んでるんですか‼︎今そんな場合じゃないですよ‼︎」


銀)「銀時だろーがよォ‼︎銀時‼︎お前もし俺が金時だったらジャンプ回収騒ぎだぞバカヤロー」


私と銀さんがツッコミをしていると操舵室に着いた。


操舵室の中に入るとあちらこちらで爆発が起こりとても煙かった。


?)「船に爆発仕掛けるなんぞどーかしとーど」


男の人はそう言って操縦する機械へ歩み寄る。


悠)「銀さん。あの人に任せて大丈夫なんですか?」


銀)「心配いらねーよ。あいつに任しときゃ…昔の馴染みでな頭はカラだが無類の船好き。銀河をまたにかけて飛び回ってる奴だ…坂本辰馬にとっちゃ船動かすなんざ自分の手足動かすようなモンよ」


悠)「へぇ〜そうなんですか。なんか以外…」


私は坂本さんへ視線を移す。


坂)「…よーし準備万端じゃ。行くぜよ‼︎」


坂本さんはそう言って倒れている操縦士の足を掴んだ。


しかもキメ顔で。


悠)「ホントだ。頭カラだ…」


銀)「おーい。テメーふざけてんのか?つか、さっき俺の悠にナンパしてただろ」


坂)「アッハッハッハッ‼︎こんなデカイ船動かすん初めてじゃき勝手がわからんち。お姉さん名前悠っていうんか?ワシは坂本…銀)「自己紹介はいいからさっさと船動かせ‼︎」


銀さんは坂本さんの顔面をグーパンチする。


坂)「わかった、わかった‼︎しかし、船動かす言うても舵はどこにあるぜよ?」


悠)「舵ですか?」


私は辺りを見渡す。


すると舵らしきものを見つけた。

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