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銀魂

第13章 困った時は笑っとけ笑っとけ

新)「あーもう‼︎暑いから騒ぐなや〜‼︎」


新八君は騒いでいる銀さんと坂本さんに注意するが二人ともやめなかった。


新)「はぁ…悠さん。このバカ2人どうにか止めて下さいよ」


悠)「う…ん。わかった…銀さん、坂本さん…だ、ダメですよ〜?」


新)「ゆ、悠さん?大丈夫ですか?なんかボーッとしてません?」


悠)「だ、大丈夫、大丈夫〜ちょっとフラフラするだけ〜」


新)「ちょっとフラフラするだけってそれ危ないですよ‼︎顔も真っ赤ですし‼︎」


悠)「あはは…新八君は心配症だな。新八君だけに…」


新)「何それ‼︎全然うまくないからね⁉︎」


悠)「あはは…新八君、なんかあそこに川あるよ。私行ってこよっかな…」


神)「ホントアル。私も行くネ」


私と神楽ちゃんは立ち上がり川のある方へ行く。


銀)「おい‼︎お前らどこに行くんだよ‼︎川なんてねーから‼︎その川渡っちゃいけねー川だから‼︎」


銀さんは私と神楽ちゃんを必死に引き止める。


その時だった。


「あれ‼︎何かきたぞ‼︎」


一人の男の人が叫んだ。


私達は声に反応しそちらを向く。


そこには空に浮かぶ船があった。


「船だァァ‼︎」


「救援だァァ‼︎」


「俺たち助かったんだ‼︎」


その救援の船は坂本さんの船らしく船が星に降りると私達は坂本さんに案内されながら乗った。


悠)「んっんっんっんっブハァァァァァァァ‼︎生き返る‼︎」


私は坂本さんがくれたペットボトルの中身を一気飲みする。


はぁ。
やっと水分にありつけた。
この救援が来なかったら私達干からびてたよ。


坂本さんにお礼言わなきゃ。


私は坂本さんにお礼を言おうと立ち上がる。


「ギャァァぁ‼︎」


「助けてェェ」


ん?
なんだろ。


悲鳴が聞こえ私は船の外を見る。


そこにはタコの足みたいな触覚に巻かれ空に浮いている人たちがいた。


や、やだ私。
まだ幻なんで見てるの?


私は目を覚まそうと目をこする。


そしてまた船の外を見た。

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