テキストサイズ

銀魂

第13章 困った時は笑っとけ笑っとけ

「うわぁぁぁ‼︎」


悠)「………幻じゃなかったぁぁぁ‼︎」


私は1人叫ぶ。


何あの巨大生物‼︎
いつか見たペスじゃん‼︎
思いっきりペスじゃん‼︎


悠)「あ、坂本さん‼︎」


私は巨大生物に捕まった坂本さんを見つけた。


坂本さんは巨大生物に掴まりながらも懐から銃を取り出し触手を撃ち落とし捕まった人たちをあっとゆうまに助ける。


後、残りは坂本さんになった時、巨大生物は危機を感じたのか砂に潜り始めた。


悠)「坂本さぁぁぁぁん‼︎」


銀)「坂本ぉぉぉぉぉぉ‼︎」


私が叫んだのと同時に銀さんが引きずり込まれる坂本さんの元へ行く。


悠)「銀さん‼︎」


何を考えてるの銀さん‼︎
いくら銀さんでも坂本さんをかばいながらあの巨大生物相手なんて無理に決まってる‼︎


悠)「私も行かなきゃ…‼︎」


私は船から飛び降りる。


そしてそのまま木刀で巨大生物の頭上をぶった切った。


悠)「はぁぁぁ‼︎」


「ウキャァァァァ‼︎」


巨大生物は高い声をあげ倒れる。


悠)「銀さん‼︎坂本さん‼︎」


私は2人の元へ駆け寄る。


坂)「アッハッハッハッ。嬢ちゃん以外と強いんじゃのぉ〜」


坂本さんは先ほどの出来事を物ともしないように笑う。


悠)「…坂本さんは大丈夫そうですね。銀さん、大丈夫ですか?」


銀)「あぁ、大丈夫だ。悠は大丈夫か?ってオメー顔から血出てんぞ‼︎」


悠)「え?」


私は銀さんに言われ顔を触る。


あ、本当た。
気づかないうちに巨大生物の触手でも当たって切れちゃったのかな?


悠)「こんなよ大丈夫ですよ。ただの擦り傷で銀)「大丈夫じゃありません‼︎女の子が顔に傷つけてどーすんだ‼︎」


銀さんは懐からハンカチを取り出し私の傷口に当てた。


銀)「ったく。なんでそーやって無理するのかねぇ。俺は心配で心配でしょーがねってぇの」



え、なになに。
銀さんもしかして私の事を心配してくれたの?




…ヤバい。
なんかすんごく嬉しい‼︎


なんでだろ‼︎


悠)「フフッ」


私は銀さんに心配されたのが嬉しくて思わず微笑む。


銀)「(相変わらず可愛いなオイ…///)なに笑ってんだぁ?」


悠)「ううん‼︎なんでもないです‼︎」


私は銀さんにそう言うと鼻歌を歌いながら船に戻った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ