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銀魂

第14章 事件は悪い奴が起こすんじゃない はしゃぎすぎた奴が起こすんだ

な、なにこの人…
物凄い殺気。
なんでこの人と銀さんは一緒にいるの?
しかもよく見ると銀さんの腰に刀当ててる。
銀さんの敵なの?


私は男の人を睨む。


高)「くっくっく。銀時、オメェ面白いもんと一緒にいるんだな」


男の人は銀さんに向けていた刀を下ろし私の方へ近づいてくる。


私は男の放つ殺気に負けそうになるがなんとか耐える。


男の人は私の前まで来るとスッと私の頬に手を伸ばした。


だが…


銀)「そいつに…触れんじゃねぇぇ‼︎」


バコッ‼︎


銀さんが男の人をぶん殴った。


そして私の手首を掴み走り出す。


ほっ。
銀さんのお陰で助かった…。
って、私銀さんに伝えなきゃいけない事あったのに忘れてた‼︎


悠)「銀さん‼︎平賀さんが…」


銀)「わかってらぁ‼︎今からそこに行くんだよ‼︎」


私達は急いで平賀さんの所に行く。


平賀さんの所に着くと既に新八君がいた。


銀)「オウオウ、随分と物騒な見世物やってんじゃねーか。ヒーローショー何かか?俺にヒーローやらせてくれよー


平)「テメーじゃ役者不足だ。どけ」


銀)「今時敵討ちなんざしょうもねー脚本書き上がって。三郎が泣くぜ」


平)「どっちの三郎だ」


銀)「どっちもさ。こんなこたぁ誰も望んじゃいねーあんたが一番わかってんじゃねーのか?」


平)「…わかってるさ。だが、もう苦しくてしかたねーんだよ。戻らねーモンばかり眺めて生きていくのは。もう疲れた。将軍の首なんざ本当はどーでもいいんだ。死んだ奴のためにしてやれる事なんざ何もねぇのも百も承知…俺ァただ自分の筋通して死にてーだけさ。だからどけ。邪魔するならお前でも容赦しねぇ」


銀)「どかねぇ。俺にも通さなきゃならねー筋ってモンがある」


平)「………三郎」


三)「御意」


三郎は腕についてる大砲を銀さんに向ける。


銀さんも三郎に木刀を向ける。


平)「うてェェェェ‼︎」


銀)「らァァァァァァ‼︎」


ガザン‼︎


ガシャン‼︎


平)「三郎ォォ‼︎」


三郎は銀さんを撃たずやられた。

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