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銀魂

第15章 コンプレックスがデカイ奴は成す仕事もデカイ

悠)「フー。今日も暑いな~」


よく晴れた夏の日。


あたしは部屋の中を綺麗に掃除をしていた。


生憎銀さん達は仕事を見つけると言って変な格好をして出て行ってしまったので今は居ない。


よし、床拭き終わったから次は窓ふきでもしようかな。


あたしがバケツの水を取り換えようとした時、万事屋の電話が鳴った。


悠)「はいはい、今出ますよー」

ガチャ


悠)「はい。万事屋銀ちゃんです。え、はい。そうですけど・・・えぇ、分かりましたすぐ行きます」


あたしは電話を切るとすぐ玄関で草履を履き万事屋を飛び出した。


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悠)「本当にすみませんでした」


あたしは真っ黒な制服に身を包んだ人達・・・真選組の近藤さん、土方さん、沖田さんに頭を下げる。


先ほど電話が来た相手は真選組の隊士さんからだった。


なんでも幽霊騒ぎになっている屯所にたまたま拝み屋に変装した銀さん達が迎えられそこで色々やらかしてしまいもう手に負えないので迎えに来てほしいということだった。


土)「全くだ。仕事が無いからって拝み屋にまで化けるとはなァ。おかげでウチの山崎が使い物にならなくなっちまった。どーしてくれんだ」


悠)「本当にすみませんでした。なんかお詫びするので許してくれませんかね?」


沖)「マジですかィ。じゃあ今から俺とデート・・・銀)「そんな事させません!!」


さっきまで逆さにつるされていた銀さんが沖田さんの言葉を遮った。


銀)「大体なんだってんだ。幽霊が拝み屋を頼まないといけないほど怖くて何にも手につかねェってか?」


神)「かわいそーアルナ。トイレ一緒について行ってあげようか?」


いつの間にか話に入っていた神楽ちゃんと銀さんは嘲笑うかのように言う。


それにたいし近藤さんは目の色を変えて喋り出す。


近)「武士を愚弄するかァァァァァ!!トイレの前までお願いしますチャイナさん!!」


土)「お願いすんのかいィィ‼︎」


潔く怖いのを認めた近藤さんに土方さんはツッコむ。

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