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銀魂

第15章 コンプレックスがデカイ奴は成す仕事もデカイ

銀)「いや、乗ってるって。重いもんコレ」


土)「うるせーな!!自分で確認すればいいだろーが!!」


銀)「お前ちょっとぐらい見てくれてもいいんじゃねーの!?」


またこの二人は喧嘩する・・・
よし、こうなったらあたしも怖いからあの案をだそう。


悠)「じゃぁ、こうしましょう。三人でせーので同時に振り向きましょう!!裏切りは無しですからね!!」


銀)「わかった!!銀さん悠の約束は守るから安心しろ。多串くんはシラネーけど」


土)「んだと!?俺は誰の約束も守る男だ!!」



悠)「あーもう!!喧嘩しないで下さいよ!!行きますよ、せーの!!」


バッ


あたし達は同時に後ろを向く。


女)「ニタァ・・・」


悠・銀・土)『こ、こんばんは~』


案の定あたしと銀さんが推測したように背中には赤い着物の女が乗っていた。


悠・銀・土)『ギャァァァァァ!!』


あたし達はさっきよりも全速力で逃げ赤い着物の女を巻いた。


そして、あたしと銀さんは茂みの中に隠れた。


はぁ。
怖かった・・・
あんな顔して後ろに居るから怖さ倍増されたよ。


それよりこの茂みの中せまいから銀さんと密着して少し、いや、かなり恥ずかしい・・・


あたしは銀さんにばれないようにちらっと顔を見た。


銀さんは何故かイライラしているらしく顔をしかめていた。


どうしたんだろ。
ここの茂み狭くてあたしと密着してるから熱くてイライラしてるのかな・・・?


あたしが銀さんの顔を見ながらそう考えているといきなり銀さんは立ちあがった。


銀・土)『さっきからプンプンプンプンウルせーんだよ!!』


・・・・土方さん。
あなた池なんかに隠れてたんですか。


銀)「・・・・・・テメェ生きてやがったのか」


土)「お前こそ悪運の強い野郎だ」


銀)「・・・ア、アレ?あれはどこ行った?」


悠)「他の所に行っちゃったんじゃないですか?」


銀)「逃げ上がったのか。実はよォ俺さっき逃げてる時メンチ切って・・・ガサッ・・・!!」


いきなり茂みが揺れ2人は池に飛び込む。

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