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銀魂

第16章 恥ずかしがらずに手を上げて言え

悠)「いらっしゃいませー」


あたし達は今長谷川さんの依頼でコンビニのお手伝いをしている。


因みに長谷川さんとはぺスを退治した時にいた管理局を首になったあの人だ。


長谷川さんはあれからフリーターになり職を転々としているらしい。


そして今回知り合いのツテでコンビニを任さたのだが急用が入ってしまいあたし達に頼んできたのだ。


神)「悠ー」


悠)「どうしたの神楽ちゃん」


神)「あのお客さんめっさ怒ってるアル。あたしと銀ちゃん一生懸命接客したのに駄目だったアル」


そのコンビで一生懸命にやったって言う事聞くとなんだか嫌な予感しかしないんだけど・・・


あたしは神楽ちゃんと銀さんが担当しているレジへ向かう。


そこには怒鳴ってるお客さんが居た。


悠)「すみませんお客様。なにかご不明な点でもありましたか?」


客)「ありましたか?じゃねーよ!!見ろよこれ!!」


お客さんはあたしにグチョグチョになったビニール袋を見せる。


客)「サラダ入ってるのになんで電子レンジでチンするんだよ!!おかしーだろーが!!おかげで一緒に買ったジャンプもグチョグチョだよ!!」


あぁ。
やっぱり、こうだろうと思ったよ。


悠)「申し訳ございませんでした。ただいま新しいのをお持ちします」


あたしはジャンプとサラダを袋に詰め直す。


悠)「お待たせしました。新しい商品です」


あたしは商品をお客様に渡す。


悠)「本当に申し訳ありませんでした。もし良かったらまた来てください」


あたしはお客さんにニッコリ笑顔で言う。


客)「あ、あぁ」


お客さんは何故か少し顔を赤くしてコンビニを出て行った。


悠)「もう、2人ともちゃんとやって下さいよ。仮とはいえあたし達は今ここの従業員なんですからね」


銀・神)『はーい』


悠)「本当に分かってるの?もう・・・」


あたしはレジから離れ商品の品だしを始める。


えっと。
確かここの商品はここの列・・・
あれ、新八君が何かやってる。
何してるんだろ。


あたしは新八君の方へ行く。

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