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銀魂

第16章 恥ずかしがらずに手を上げて言え

新)「すみません銀さん。用事があるので早退させてもらいます」


新八君はそういうとコンビニを出て行ってしまった。


銀)「・・・おいおい。いいのかよ。最近のガキは何するか分かんねーぜ。俺はどうなってもシラネーぞ」


悠)「とか言っておきながら銀さんどうせ新八君の所行くんでしょ?」


銀)「・・・まぁな」


銀さんは照れ臭そうに言う。


悠)「あたしも行きます。新八君心配だし」


神)「あたしも行くアル!!あんな眼鏡だけだと役立たずアル!!」


妙)「そうね。あたしも行こうかしら。弟の手助けとして」


あたし達4人もコンビニから出て新八君の後を追った。


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しばらくしてあたし達は近くの河原に居た。


この河原に『舞流独愚』と言う暴走族が集まっておりそこにはタカチン君と新八君の姿も見えている。


新八君はお通ちゃんのはっぴを着てタカチン君を取り戻そうとしていた。


つか・・・


悠)「銀さんこの格好なんですか?なんであたし達まで暴走族みたいな格好してるんですか?」


銀)「暴走族じゃねーよ。俺たちは「寺門通親衛隊特攻部隊『魔流血頭』」だ」


悠)「いや、なんですそれ。なんかダサいんですけど・・・」


銀)「いいんだよ。漢字だけ見るとカッコ良いだろ」


神)「あ、なんか今から喧嘩始まりそうな雰囲気ネ!!行くアルヨ!!」


神楽ちゃんが新八君の方を差す。


銀)「おう!!」


銀さんと神楽ちゃんは原付に乗って行ってしまう。


妙)「あ、待ちなさい2人とも!!」


悠)「お妙さんも待って!!」


あたしとお妙さんは2人を追いかける。


そして『舞流独愚』達の前に行く。


銀)「おうおうおう。ちょっと待ちな」


「誰だオメーら」


『舞流独愚』の男達は不思議そうにあたし達を見てくる。


そうなるよね。
それよりこの人達怖いよ。
なんかオラオラしてて。


あたしは男たちを前に少しへっぴり腰になる。


銀)「悠、次のセリフお前だぞ」


悠)「は、はい。えっと・・・喧嘩ならあたいらも混ぜなぁ!!」


妙)「寺門通親衛隊特攻部隊『魔流血頭』見参!!」


銀)「そーゆー事だからそこんとこ夜露死苦ゥ!!」

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