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銀魂

第16章 恥ずかしがらずに手を上げて言え

悠・神・妙)『夜露死苦ゥ!!』


「・・・・・・」


『舞流独愚』達はポカーンとした顔であたし達を見ていた。


やっぱりこんな事しない方が良かった・・・
恥ずかしいよこれ。
ものすごい恥ずかしいよ。
普通に登場して普通にタカチン君取り戻した方が良かったよコレ。


銀)「え、なに?どうしたのそんなに固まっちまって。俺たちが怖いのか?」


「はっ!!そんな訳ねーよ!!お前等の恥ずかしい登場の仕方に呆れてただけだ」


銀)「なんだ。そーかよ。んじゃ攻撃開始ー」


銀さんの声に合わせてあたし達は『舞流独愚』の奴らに飛びかかる。


銀)「そいやぁぁぁ!!」


悠)「てい!!」


あたし達は次々と相手を倒していく。


「な、何だこいつら!!五人でこの強さ!!」


「おい!!誰か総長呼んでこい!!」

『舞流独愚』達は相当焦っているのだろう。

親玉を呼びに行かせる。


思っていた以上に弱いな。
これで本当に江戸で最強最速って言われてるのかな?


「テメーら何してんだぁぁぁ!!」


バカでかい声が声が聞こえあたしはそちらを見る。


そこにはカツラのずれた男の人が立っていた。


この人が親玉?
なんか物凄いカツラずれてるけど大丈夫?


親)「なんでも暴力で解決すんなって言ってんだろーがぁぁ!!少年漫画かオメーラはぁぁ!!」


これ元は少年漫画なんですけど。
つか暴走族なのに喧嘩しないの?


あたしは1人首をかしげる。


親)「江戸で最強最速とを誇る『舞流独愚』をたった五人で・・・テメーらなにもんだ」


銀)「あん?俺たちはあの、アレだコラァ。特攻部隊・・・え・・・なんだっけコラァ」


妙)「・・・特攻部隊・・・ポ、『保女羅尼暗』じゃなかったかしらコラァ」


銀)「あーなんかそんな感じだったからそれで行くぞコラァ」


悠)「いや、『保女羅尼暗』じゃないです。『魔流血頭』ですよ」


銀)「あっ!!それだそれ!!『魔流血頭』なめんなよコラァ」


親)「・・・マルチーズなめんなっていわれてもそんな名前の暴走族聞いた事ねーよ。で、そんなチームが俺たちになんの用だ!?」

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