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銀魂

第16章 恥ずかしがらずに手を上げて言え

はぁ。
あたしだけお花見同様仲間外れか。
あたしもバイク乗りたかったな。
免許持ってないから銀さんかお妙さんのだけど・・・


大体銀さん達は心配症過ぎるんだよ。


さっきだってあたしが銀さんの後かお妙さんの後乗りたいって言ったらみんなして危険だから駄目っていうし。


危険って言ってもあたしそんなヤワじゃないし。


どっちかって言うとお妙さんの方が危険だよ・・・


あたしは1人しかめっ面をする。


「それにしても姉ちゃん可愛い顔してんな」


下っ端の1人があたしに話かけてきた。


悠)「ど、どうも・・・」


あたしは話しかけられた事に動揺して小さくなる。


「なに?怖がっちゃってんの?性格まで可愛いねぇ?」


下っ端はそう言いながらあたしに腕をからませてくる。


うぅ・・・
気持ち悪い。
早く着て銀さん・・・


あたしは心の中で願う。


その願いがかなったのかこちらに向かって誰かが走ってくる。


誰だろ・・・


あたしは目をよく凝らして見た。


走っているのは新八君とカツラをかぶっていない親玉だった。


どういう訳か2人ともボロボロだった。


なんだ。
銀さんじゃないのか。
ちょっとがっかり・・・


って、あたし今何思った!?


別に新八君が助けに来てもいいじゃん!!


つか、原作では今回新八君とタカチン君の話しだから銀さんがかっこ付いたらおかしいじゃん!!


あたしが1人であたふたしている間に新八君が親玉に勝ちタカチン君のに肩を貸そうとしていた。


新)「悠さん、大丈夫ですか?なんか変な事されたりしてませんか?」


悠)「ふぇ!?だだだだ大丈夫だよ!?」


あたしは新八君に喋りかけられ驚きどもる。


新)「?そうですか」


新八君は慌てるあたしを見て不思議そうな顔をしたのであった。

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